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呼び捨て ページ43

あの後豊臣軍の皆が見舞いに来てくれたため話していたらすっかり夜になっていた。

『うわぁ…凄い傷』

今は包帯を変えている。体には織田信長の刀で深く入った傷が多く見える。

元の世界でも良く怪我して包帯を変えてたから巻くのは慣れている。
それにしても…

『はぁ……』

あまりの傷の多さに包帯を変えるのが嫌になる
大きなため息を付きながら包帯を変えていく。

『やっと、ここまで終わった。』

あとは、腹部だけだ。そう思って着物を脱ぐ。
そして包帯を腹部に巻いていく。
すると―

???「入るね〜」

突然低い声がした。

『え!?ちょ…まって!』

声からして秀吉様だろう。けど今は裸、障子が開くと同時に、手に届く距離にあった着物を体に当てる。

秀吉「やっほー怪我大丈夫?って…何て格好してるの!!?」

流石に驚いたのか、動揺するが直ぐにいつもの意地悪な秀吉様に戻った。

秀吉「もしかして、着物を着るの手伝って欲しいのー?」

その言葉に一気に顔が熱くなる。

恥ずかしさと怒りが爆発して強く


『ち、違う!包帯を変えてるの!!まだ途中だから出てって! 秀吉!!』

そう全力で否定して強くそう言うと、秀吉様は口をポカンと開けたあとは、少しだけ赤くなった気がした。けど

秀吉様「はいはい、分かったよ」

そう言って笑って部屋から出ていった。

『はぁ…疲れた』

秀吉様がいるといつもの倍疲れる。けど心臓の鼓動は早く熱を持っていた。

そう言えば、何であんなに驚いてたんだろう?
その理由が気になり私が言った言葉を思い出した。


『ち、違う!包帯変えてるの!!まだ途中だから出ていって! 秀吉!!』



分かった瞬間顔が沸騰しそうな程熱くなった。

―私、秀吉様のこと秀吉って……―

心臓がバクバクしながらも、もしまた誰かが入って来たら困るから包帯を素早くまいて、着物をきた。

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設定タグ:戦ブラ , 戦刻ナイトブラッド , 豊臣軍   
作品ジャンル:恋愛
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夜桜 - 毎日のようにこの小説を見にきています^_^水輝さんの小説は全部好きですよ(^ω^) (2018年10月28日 7時) (レス) id: 5d10c2b758 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - あかりさん» こんな小説を見てくださってありがとうございます。自分でも秀吉の独占欲の強さにびっくりしています。これからも頑張るので応援お願いします。 (2017年10月30日 18時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - もう、ストーリーがたのしくてニヤニヤしちゃう笑 これからが楽しみです!小説書くのうますぎます! (2017年10月30日 18時) (レス) id: b1e96ee601 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - ○さん» すみません。気おつけます。 (2017年10月29日 12時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
- 誤字が多くて読みづらいです…でも話は面白いので読んでて楽しいです。 (2017年10月29日 4時) (レス) id: e9c7c0f0e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水輝 | 作成日時:2017年10月1日 19時

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