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謙也side
「白石!!!!!!!!」
「謙也!!!!!!!!」
「「すごい一年がおってん!!!!!」」
「「は?」」
え?
俺らは互いの顔を見合わせた。
すごい一年、ってAのことやないんか??
「「え」」
てか、ハモリすぎちゃうwwww
俺は思わず吹き出した
「なんっやねん白石ww漫才しとるとちゃうで!!!」
すると白石は驚いた顔をして
謙也聞けーなんていいながら俺の隣にきた。
「すごい一年おってん!!」
いや、だからAのことやろ??
「遠山金太郎、とかいう一年や!!」
「謙也もその一年のこと言ってたんやろ??」
遠山金太郎...??
誰やねんそいつ
「は?ちゃうで??俺が言ってたんはAのことや!!」
白石は訝しげな顔を俺に向けた。
「A....??」
誰やねんそいつなんていいながら、白石は顎に手を当てていた。
いや俺からしてみれば遠山金太郎こそ“誰やねん”や
「そうそう!それでな、その遠山っていうやつ。プレイスタイルがものごっつバラバラなんや、まるで野生児みたいな...」
「そんなこと言ったらAだってやばかったで??あれはテクニックの塊や...!!」
しかもあいつ、“ショルダーカットサーブ”とかいってたけど
あれってソフテニのサーブやろ....??
ソフテニのボールと硬式のボールは跳ね方も、硬さも全く違う
なのにソフテニのサーブを使えるっちゅーんは
そうとうなコントロール力とボールの回転力がないと無理なんや
あんなやつ、初めて見たで...!!!
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作者名:てにすぼーる | 作成日時:2021年3月5日 16時