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するともうすでに何人か人は来ていて
テニス部も人気なんだなーと思いながら
俺もその人混みの中へ入った
そんな俺らの目の前には
多分、ここテニス部の先輩達が仮入部員をみにやってきていた。
?「ほな!!白石!!言ったれや!!」
髪の毛が金髪?のような人が白髪の人の背中を叩いていた。
?「あーーーまじか。なんや緊張するわ」
あの人が白石...先輩?
笑いながら俺ら仮入部員を眺めている。
?「蔵りん♡あたしが見てるから安心して部長しーや♡」
そばに禿頭がよってきた。
あの人の口調.....笑
思わず苦笑いをしてしまう。
すると
?「こら!!小春!!浮気か!!」
今度は緑ヘアバンドをした人がすごい形相で迫ってくる
『う、うわき....??』
なんか変わった人、多いな
?「....先輩ら、うっさいすわ。てか、それにしても....」
「今年は多いっすね、仮入部員。」
また別の人、黒髪でピアスをつけている人はスマホをいじりながら俺らを眺めていた。
今年は多い方なのか。
?「せやなあ。こっから何人、新入生になってくれんのやろ。」
そう微笑みながらさっきの白髪の白石先輩?はそう言った
仮入部員が多くて嬉しいのかな
その人ははにかんだような笑顔を見せていた。
ここのテニス部
変わった人が多いけど
俺、雰囲気好きだ。
?「あー、ほな!新一年生の皆さん、今日は四天宝寺テニス部の仮入部に来てくれてありがとさん!!まあわからないことがあったら俺ら部員に聞いてください!」
そう言って始まった仮入部
今回の仮入部では
初心者はテニスを教えてもらえたり、経験者は好きな先輩とラリーができるみたいだった。
誰とやろっかな〜
好きな人とやれるならぜひ部長さんと手合わせしてみたい
俺は「白石」と呼ばれる人を探した。
『白石先輩、、、白石先輩、、、』
愛用のラケットを持って歩いていると
「お!白石を探しとるんか??」
と誰かに声をかけられた。
後ろを振り向くと先程俺らの前で話している人の1人が立っていた
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作者名:てにすぼーる | 作成日時:2021年3月5日 16時