検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:44,028 hit

ー刺さるコトバ。 ページ43

.



「俺たちが今こうして、ステージに立てるのは、Aさんのおかげでもあるんです」

「‥‥‥‥」

「Aさんは、素晴らしい仕事をしてきたって事、ここでライブ見てもらえたら、もっと、分かってもらえると思うんで‥」

「‥‥‥‥」

「それで、自信持って、中居さんの所に行って欲しいなって、思ったから、連れて来ました」







中居さんの前で
腰抜かすほど、緊張して、

自信なんて無かった私を
間近で見ていた、玉森さん。




思いもよらなかった
粋なはからいに、

最後なんだ。って実感が
徐々に湧いて来た。







「‥‥ありがとう‥ございます」

「いえいえ。じゃ、俺は行ってきますー」

「がんばってください」

「はーい、ありがとー!‥‥あ、あと最後にさ、ひとつだけ言わせてよ」

「なんで‥‥す‥か?」








振り返った視線は、

さっきまでの
優しい視線じゃなくて。








「本当に、最後だからね。‥」








全てを見透かすような視線が、

警戒心が下がっていた心に
チクっと刺さった‥。








.

ー断固拒否。→←ー意外な話。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , キスマイ , 横尾渉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Miha | 作成日時:2014年11月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。