扉の向こう ページ45
真実を言いあてられ、どうすることも出来ないまま私とマルクルは立ちすくんでいた
どれくらい時間がたったかわからないが、立ちすくむ私たちをおばあちゃんはくすりと笑い
「付いて来なさい…あなた方は特別なお客様
危害は加えない
あぁあと、そこの男の魔法使いもね」
と背中を向けて言った
「これが背中で語る女…」
「わかった、君馬鹿だろう」
「現れるなり失礼ですねハウルさんあぁいや悪口いうハウルさんも素敵ですあはは」
学習しない自分をそろそろ殴りたくなってくるよね
おばあちゃんについて行き、着いた先は大きな扉の前だった。
おばあちゃんは鍵の束を出すと一つの古い鍵を持ち、扉を開けた。
扉の先は、小さな部屋で。その小さな部屋に本がぎっしり詰めてあるような圧迫感のある部屋だった。
「ここには、初めて他人をいれるよ」
「入って、いいんですか?」
恐る恐る聞くと、おばあちゃんはふっと笑った。
「知りたいならばは行けばいいさ
貪欲な子は大好きだよ」
意外に好意的なのかもしれない。
いや、ていうかもう私の意識はおばあちゃんに向いていない…。
私は部屋にある本を見渡して言う。
「…ま、まさか…この膨大な本の中から、目当ての本を見つけるってこと?」
誰か嘘だと言って欲しい。
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レイナ(プロフ) - 小悪魔*蓮華さん» かなり更新が遅くて申し訳ないです、こうやってコメントをいただけると涙が出そうになります。ゆっくりですがこれからもよろしくお願いします!コメントありがとうございます! (2018年7月17日 21時) (レス) id: c685055a5e (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - カスタードプリンさん» うまうまてーいがうけてよかったです笑笑もうノリで書いていた時期なのでどうしてそれが浮かんだのかも思い出せないです私…コメントありがとうございます! (2018年7月17日 21時) (レス) id: c685055a5e (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 夏爾さん» ありがとうございます!かなり主人公ちゃん頭がこう…あれですよね笑楽観的に見えてすぐうじうじしちゃうなぁって自分でも思います笑前作から!嬉しいです!ありがとうございます! (2018年7月17日 21時) (レス) id: c685055a5e (このIDを非表示/違反報告)
小悪魔*蓮華(プロフ) - すんごい面白いです!執筆状態は簡潔になってますがまた更新してくれる日を待ってます! (2018年6月27日 11時) (レス) id: 08b259c883 (このIDを非表示/違反報告)
カスタードプリン(プロフ) - 「うまうまてーい」を何度も見てずっと爆笑してましたwこれからも頑張ってくださいwww (2018年5月20日 2時) (レス) id: 195311910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイナ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2015年10月12日 12時