どうぞ死んできてください。【ハウルの動く城】

乱用禁止！ ページ33

「あ、おかえりなさいハウル」

「ただいま、はいこれ卵とじゃがいも」

「ありがとう、すぐ作るね」

卵とじゃがいもを手にとってカルシファーのところへ向かう

なんだかハウルの家に来てから異常に卵とじゃがいもが多い気がする……

気のせいかな、気のせいにしておこう

「カルシファー、いい？」

「あいよー」

返事を聞いてカルシファーの上にお鍋を乗せる


今日はカルボナーラにしようかな








「よし、できた」

綺麗に盛り付けされたおいしそーなカルボナーラを机へ運ぶ

「……自画自賛やめたら？」

「心読むの禁止ー」

なんか聞こえたけど無視無視

「答えてるけどね」

「マルクルアウトー」

君達息をするように人の心読まないでよ

能力乱用！反対！


「はい、席ついて！」


私の合図で席に2人がつく
手を合わせて

「うましかて！」
「「うまうまてーい！」」
「ああもう！それやめてってば」

みなさん覚えているだろうか、
最初らへんに私が適当に言った
「うまうまてーい」

それにハマったあの悪い魔法使いどもはその言葉を食事の時に必ず言う

それもこっちに顔を向けて満面の笑みで

「……恥ずかしいからやめてっば…」

「うまうまてーい！はないよ」

「うん、ない

ぷっ…あっはっはっは
う、うまうまてーい！ってうまうまてーい！って！」



くそぅ

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