どうぞ死んできてください。【ハウルの動く城】

ワンクッション ページ27

更新が遅くて申し訳ないです……

なんか本編が暗いので(他人事)

短い番外編用意してみました


ハウルに○○されちゃった！シリーズ

(続きません)

壁ドン編！！
会話文が多いかもよ！、苦手な人はUターン


「……は、ハウルさん近いです」

追い詰められてます、誰か助けてください

「近くしてるからね」


「……怒ってる？」

「怒ってる」

「み、みかん勝手に食べたこと？」

恐る恐る聞けば、にっこりと笑うハウル
怖いんだけど？！

「クローゼットの中を漁ったこと」


「あ、あれはだから違うよ！掃除に失敗しただけだよ？！」

弁解を試みるも

「お風呂の棚、そしてクローゼットの中は触るなって伝えたよね」

失敗っ！！

「ひ、ひぇぇ…忘れてました……」

正直に言っても……

「へぇー……」

失敗っ！！！無念っ！！



「ご、ごめんなさい…

ひっ！！」

耳の横で大きな音


これはもしやっ…

「で、それだけ？
ごめんなさいで済むと思ってる？」

か、か、壁ドンっ

あの、少女漫画によく出るっ壁ドン！

いやいやいやいや、キュンと来ないし！

怖いよ！！壁ドン怖い！！


「思って……ません……」

「…………」


「(だ、黙ると怖いんだけど)……私今から殺されますか？！」

だんだん本気で怖くなってきた……若干涙目になってるのがわかる……

「……ゆっくり死ぬのと、一瞬で死ぬのと……どっちがいい？」

死ぬ一択なんですか？！選択肢に生きるは無いんですか？！

「……し、し、し、死ぬなら一瞬が……いい……です」


「じゃあ遠慮なく……」

「あ、ああああ待って！！待ってください！！！

どうかお許しくださいいい……」

ナイフをみたらもう勘弁

我慢してた涙もどんどん出てくる

死にたく無いって！！怖いし！！


「ご、ごめんなさい……もう絶対やんないからぁ……」

ハウルをちらりと見上げると……

「……あははっ……本気にしてるっ……」

「わ、笑ってる……」

満面の笑みでした

「まぁ許したわけじゃ無いけど……泣いたからいいよ、」

「あ、う、うん……えぇ…？」

ハウルさんは泣いた主人公ちゃんが一番可愛らしいと思ってます(ただの鬼畜)

本編でも「ショボクれてた方が可愛げあった」と言ってますしね(本編、ある日)
そして主人公ちゃんはハウルさんに怒られると敬語になります

まだ主人公ちゃんは

ハウル＝鬼畜、怖い

ので、「きゃっ壁ドンっ！キュンとするわ〜」にはなりませんでした(誰得？！)

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