どうぞ死んできてください。【ハウルの動く城】

マルクル ページ16

「さっきから何言ってるんだい？」

ブツブツ言ってたらハウルに突っ込まれた


「んー……かわいこちゃんはこないんだろうなーって」


「……何言ってんの」

「たまにハウルって口調変わるよね」

なんなの？ドSスイッチなの？


原作と映画ではそんなんじゃなかったでしょ？



「なんかいじめたくなる、A見てると」


「……すっごい寒気した」

夢小説で読むのと本当に聞くのとじゃ印象が違う


そんな鋭い目つきで見ないで…怖いから


私いつか喰われそう

食人てきな意味で


「ハウルといると寿命縮まる」

「そりゃあ良かった」

「ちょっとそれどういう……クシュッ」


ずずっと鼻をすする

寒いな、意外と


「…お風呂入ってきなよ

あ、棚は触らないでよ」


「魔法じゃなくていいの？」


「ゆっくり湯に浸かった方が身体にもいいだろう？」

「…うん、ありがとう」

タオルを渡されお風呂に向かう


途中でマルクルにあった


「おはようございます！


ってどうしたんですか！！びしょ濡 れじゃないですか！」

「おはよう、池に落ちちゃったの」


床濡 らしてごめんね、あとで吹くから

と一言言って
寝癖のついているマルクルの髪を撫でる

「く、くすぐったい……」

って言って頭を振った


言うことは一つ


「天使っ！！」

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