赤司様の妻なのに赤司家の恥晒し[赤司 征十郎]

花24輪　final ページ49

Aが居なくなってから半年たった

今は真夏だ


社員a｢赤司社長!!
　 あの…私と付き合ってください!!｣

赤｢すまないが俺には愛している奴が居る
　 付き合うことは出来ないよ｣


社員a｢はい…｣

赤｢では俺は帰るよ｣ ｽｯ

＿＿
＿＿＿

社員b｢やっぱり赤司社長かっこいい！｣

社員c｢好きな人居るんだぁ｣

社員d｢確か奥さん居たよね｣

社員e｢そうそう
　 聞いたことあるよ！
　 綺麗な人なんでしょ！？｣

社員c｢羨ましい…｣

社員a｢でもその奥さん
　 半年前に亡くなったらしいよ…

　 そろそろ良いかと思ったのに…｣

社員d｢死んでも愛されてるなんて…

　 羨ましいなぁ｣

￣￣￣￣
￣￣


赤｢海征 ただいま｣

海｢お帰りなさい｣

赤｢…また育ててるのか？｣

海｢はい

　 花を育てていれば
　 お母様と繋がっていられると
　 思って…｣

海征は花を育て始めた

家の中で

赤｢…そうだな

　 そこに咲いてるピンクの花は？

　 あと青の花｣

海｢ヒルガオとキキョウですよ

　 名前聞いたことありますよね？｣

赤｢あぁ……
　 A、俺の愛は換わってないよ｣

海｢お父様!?急すぎますよ…、

　 僕は優しさでお母様を守ります!!

　 お父様から！｣

赤｢なんだと？｣

海｢僕だってお母様と一緒に
　 居たかったのに

　 かまってくれなかったんです！｣

赤｢…今度 遊びにいくか｣

海｢本当ですか！？｣

赤｢ああ｣

海｢…お父様でも我慢してあげます｣

赤｢海征？｣

言うようになったな

反抗期か

海｢嘘です 楽しみです｣

赤｢そうか｣

≪海征 征君
　ありがとう

　私も愛してる≫

赤｢！｣

Aの声が聞こえた気がした



A…これからも愛しているよ


来世でも…その次も…＿＿


　END

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