スクールカースト 3 (ページ17)

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VIP席にあがって涼太のもとに向かう。

貴「涼太、撮れた？」

涼「もちろん笑しかもアイツと笑」

涼太が差し出してきたスマホの画像には、
今日のパーティーを出されたヤツ、
則ち職も失ったやつとニコニコしてる
白濱亜嵐が写っていた。

涼「これ、やばいよね笑」

貴「それね。ネットに流しといて。」

涼「りょーかい。
あと、Sクラスの部屋にも貼っとく。

酒飲みたい。barついてきて。」

貴「仕方ないわ。」

二人でbarに向かう。

涼「ノンアルのカクテル頂戴。」

受け取ってからVIP席に戻る時、

？「涼太？」

まじか。

？「涼太。
今日のパーティー来れないんじゃなかったの。

しかも、隣の女性、神高Aさんじゃん。」

涼「人違いじゃないですか？お嬢さん。」

？「そんな訳ないでしょ。」

貴「鷲尾さんでしたっけ。会場にお戻り下さい。
何故、此方に？」

伶「い、いや、涼太を見かけて追いかけてきたんです。」

貴「そうだったんですね。」

涼「伶菜。
俺さ、神高グループの執事なんだよね。
この事と俺が今日のパーティーに来てること黙っててよね？」

涼太は鷲尾の顎をもち上を向かせた。
カクテルをもつ手とは違う、反対の手の指で
鷲尾の唇をなぞる。

伶「分かったわ。」

伶菜はよろけて壁に寄りかかる。
それを横目で見てVIP席に帰る。

バレてなきゃいいけど。