邪魔 ページ10
ボトルを持つ手が思わず震えちゃうのがわかると、両手で抱え直し、襖の前に立つ
そして深呼吸を一つして…「失礼します」と中に入った
＊
中々あげられない視線…を、店長を見上げることでどうにかその向かいっ側にいる二宮さんに一度向けてみる
TVで観るまんまの…でもどことなくそれよりも妖艶さが感じる笑顔にドキドキしつつ…店長にボトルを渡した
店長「Aも勿論知ってるだろ？」
「あ…はい」
店長「丁度最後に来たのがAがここに入る前だったからさ、こいつがこの店の常連だってこと伝えてなかったわ」
和「こいつって言うなや」
店長「ハハハ。いいじゃね〜か、こいつはこいつだろ？」
なんて…なんだか兄弟？親子？のような関係なのか…2人の仲の良さげにするやり取りにあたしもつられて思わず笑う
「店長〜！！！」部屋の外から誰かが呼ぶ声
店長「はいよ！今行く！んじゃちょっとだけいってくるから…それまでちょっとAが相手してやって？」
「え、え、え…ちょっと店長！待ってください！」
「いいからいいから」って言ってあたしを置いてく店長…
途端に広がる沈黙に…身を固まらせるしかできないって…
カチッって…何かの音がして…目線だけ二宮さんの方へ向ける
「ふぅ〜」と煙草の煙を吐き出す声
「煙草…」
和「なに」
思わずそう出てしまった言葉に二宮さんの声
「あ…いえ…なんでもないです…」
煙草吸うって知らなかったからちょっとびっくりして思わず出してしまった言葉に…二宮さんのため息交じりの声が返される…
和「あんたさ〜
…
じゃま」
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マヤ(プロフ) - はい！頑張ってください! (2014年9月18日 0時) (
レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - マヤさん» マヤさん！コメントありがとうございます(*^_^*)
頑張りますo(^-^)o (2014年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: b3d64df613 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - すっごく面白いです！完結させて下さい！応援してます！！ (2014年9月17日 20時) (レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2014年8月26日 5時
