芥川右固定話。 ページ23
◆
僕は朝からポートマフィアのに拘束された。
【プール】
「芥川君、命令だ。プールに行こう」
太宰さんに次いで僕もポートマフィアやめてやろうかと思ったその日。首領は言った。
…そうだ。ポートマフィアでの掟、首領に逆らってはいけない。
*
ポートマフィアの殿方が並ぶ。その向かいには探偵社。
なんなんですか。僕の頭は混乱状態。もやは此処から逃げることしか考えていない。
しかしここにいる人ら全員気違いばかり。変態と変態。嗚呼、逃げ出せそうにもない…。
夏の蒸し暑い日、ペタペタと僕に近づく足音。
僕の腕にまとわりつく人虎。蹴りをらわせた。しかしそれで怯むはずもない人虎は「太宰さんが」などと太宰さんを口実に近づいてくる。
「芥川水着は?」
「黙れ、無理矢理連れてこられたのだ」
蹴られた腹をさすりながら人虎がとぼとぼ近づいてくる。それを制止するかのように、後ろからぐいっと誰かに抱き締められた。
「芥川君、今日は私たちとプールに入って入りながら色々な事を教えてあげよう」
幸せそうに笑う太宰さんがいた。
「ああ!?何言ってンだ太宰!芥川はポートマフィアだ!面倒見るのは俺に決まってンだろ!」
すると後ろから声が聞こえた。振り向くと、橙色の髪の毛に帽子…。中原さんが仁王立ちをしていた。
「おら芥川。こんなこと嫌だろ。あっちいってろ。水着はあるから、な?」
いや、な?じゃないです。僕なんでこんな状況にいるんだ。
「ちょっと蛞蝓中也黙っててよ。芥川君は私と一緒にいたいのだよ?分からないの?」
....
「ちげーよ。仕方なくいるんだぜ」
妙に強調した中原さん。別に其処は…
そんな感じのやり取りを進めているうちに、誰かが「…時間ない」などと言い出したので大騒ぎ。
まず芥川を脱がそうだのいや沈めようだの、好き勝手言っている。
逃げようとして走ったが、全員誰もが黒い笑みで此方を見てくる。
後に聞いた話、これは『芥川を堪能する会(1)』というのであった。
♀♂♀
はい皆さんプールにまだ空きはありますよ。やつがれちゃんと一緒のプール…最高。
リクエストのように答えられなくてすみません。
リクエストありがとうございます。
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エリカ - リクエストいいですか?ドス芥お願いします!できればドストさんがヤンデレな感じのを… (2017年6月10日 18時) (レス) id: e5d2f5896d (このIDを非表示/違反報告)
福地さん(プロフ) - ああああああ!同志がいたっ!なんという幸せ!太芥いいですよね!!!文ストの中で一番好きなcpです!やつがれちゃんの儚い感じがすごい好き!!幸せになって欲しいっ!そして、表ではやつがれちゃんに厳しくしてるけど裏ではやつがれちゃんの事褒めてる太宰さん…好き (2017年4月5日 22時) (レス) id: 4a35111a88 (このIDを非表示/違反報告)
なかゞわとまと - 桐宮さん» 二重人格好きです。続編にいったので是非…(^^) (2017年2月21日 22時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)
桐宮 - 俺も異常だね。本当に好き。がれちゃん二重人格いい。 (2017年2月21日 22時) (レス) id: a7d473c89c (このIDを非表示/違反報告)
なかゞわとまと - kiiroitoriさん» 同類ですね。わたくしも馬鹿みたいに騒いでドタバタしてますよ(超迷惑) (2017年2月21日 21時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なかゞわとまと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TOMOTO/
作成日時:2017年1月15日 23時