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「それなのに、Aちゃん、周助くんと仲良さそうよね。」
『まぁ。幼なじみだし……』
「……。私いつも気に入らなかったのよ。貴方のその態度。」
「なんであんたなんかが周助くん達を独り占めしてるのよ!!」
『はっ、?それは周助達が勝手に…』
『え、ちょっと、そのラケットどうする気なの…?』
「あんたなんか…あんたなんか、こうしてやるわ!!!」
『えっ、』
ガンッ。
周「A!!!!!!!!!」
裕「おい!!!お前!!!!」
「なっ、何よ!!私悪くないわ!!Aちゃんが急に!!」
周「Aはそんな事する子じゃないよ。」
「ヒッ…、なっ、何よ!!周助くんのばか!!!!」
裕「馬鹿はどっちだよ…、兄貴!Aは!!」
周「大丈夫、息はしてるよ。でも、」
裕「血が…」
周「頭に当たったみたいだな…、裕太!先生に救急車頼んで!」
裕「っ、分かった!!!」
『、しゅ、すけ、、』
周「A、!余り喋らない方がいいよ。」
『ごめ…ごめん、ね』
周「っ、謝らないで!悪いのはAじゃないよ…」
私はそこで意識を失った。
目を冷めた時には、白い天井。
「A……!」
『お母さん…、』
「良かった…、今、先生に伝えてくるわね!」
『私……、』
そっか、姫ちゃんにラケットで……、
周『A!!良かった…目が覚めたんだね…』
『周助…、それと裕太……。』
裕「大丈夫か……、?」
『うん。大丈夫だよ笑ごめんね心配かけて。』
裕「しっ、心配なんてしてねーし!!泣」
周「あれ。でも裕太、泣いてない?」
裕「るせっ!!!!!」
『フフ、笑笑』
周「…、やっぱAには笑顔が似合うよ。」
「A、先生の所に行きましょうね。」
『うん。またね周助。裕太。』
「歩ける…?」
『うん。』
「周助くん達も暗くなる前に帰るのよ。」
周「はい。またねA。」
・・
先生の話によると、幸いにも何処も支障は無かったらしい。
念の為1週間入院との事だった。
1週間もあっという間で、その後すぐ学校に通うことが出来るようになった。
『おはよ。裕太。』
裕「A!もう学校来れるのか、?!」
『うん。それより、姫ちゃんは?』
裕「あいつは…、あんな事起きたんだ、ここにいれる方がすごいと思うぜ…」
『確かに笑 それもそうだね』
裕「それより!もう大丈夫なら!テニス!しに行こーぜ!」
『へいへーい。』
裕太に言われてテニスコートへ向かう。
まだ続きます、!
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作者名:おくは | 作成日時:2023年12月5日 21時