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23。 ページ25

「それなのに、Aちゃん、周助くんと仲良さそうよね。」

『まぁ。幼なじみだし……』

「……。私いつも気に入らなかったのよ。貴方のその態度。」

「なんであんたなんかが周助くん達を独り占めしてるのよ!!」

『はっ、?それは周助達が勝手に…』

『え、ちょっと、そのラケットどうする気なの…?』

「あんたなんか…あんたなんか、こうしてやるわ!!!」

『えっ、』

ガンッ。


周「A!!!!!!!!!」

裕「おい!!!お前!!!!」

「なっ、何よ!!私悪くないわ!!Aちゃんが急に!!」

周「Aはそんな事する子じゃないよ。」

「ヒッ…、なっ、何よ!!周助くんのばか!!!!」

裕「馬鹿はどっちだよ…、兄貴!Aは!!」

周「大丈夫、息はしてるよ。でも、」

裕「血が…」

周「頭に当たったみたいだな…、裕太!先生に救急車頼んで!」

裕「っ、分かった!!!」

『、しゅ、すけ、、』

周「A、!余り喋らない方がいいよ。」

『ごめ…ごめん、ね』

周「っ、謝らないで!悪いのはAじゃないよ…」

私はそこで意識を失った。

目を冷めた時には、白い天井。

「A……!」

『お母さん…、』

「良かった…、今、先生に伝えてくるわね!」

『私……、』

そっか、姫ちゃんにラケットで……、

周『A!!良かった…目が覚めたんだね…』

『周助…、それと裕太……。』

裕「大丈夫か……、?」

『うん。大丈夫だよ笑ごめんね心配かけて。』

裕「しっ、心配なんてしてねーし!!泣」

周「あれ。でも裕太、泣いてない?」

裕「るせっ!!!!!」

『フフ、笑笑』

周「…、やっぱAには笑顔が似合うよ。」

「A、先生の所に行きましょうね。」

『うん。またね周助。裕太。』

「歩ける…?」

『うん。』

「周助くん達も暗くなる前に帰るのよ。」

周「はい。またねA。」

・・

先生の話によると、幸いにも何処も支障は無かったらしい。

念の為1週間入院との事だった。

1週間もあっという間で、その後すぐ学校に通うことが出来るようになった。

『おはよ。裕太。』

裕「A!もう学校来れるのか、?!」

『うん。それより、姫ちゃんは?』

裕「あいつは…、あんな事起きたんだ、ここにいれる方がすごいと思うぜ…」

『確かに笑 それもそうだね』

裕「それより!もう大丈夫なら!テニス!しに行こーぜ!」

『へいへーい。』

裕太に言われてテニスコートへ向かう。




まだ続きます、!

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作者名:おくは | 作成日時:2023年12月5日 21時

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