【オリジナル】後輩君と転校生【派生/合作】 (ページ25)

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後半戦。次は三年生の中でもイケメンの部類に入る優馬先輩と蒼飛君が闘う
優馬先輩も格好良いよね〜、...アイツと仲良いのは気に食わないけど

『蒼飛君っ！頑張ってね！』
「....」

私の言葉を無視し、さっさと位置に着いてしまった蒼飛君

え、？何なの、？あんな表情の蒼飛君、初めてみた....

レース開始直後、優馬先輩が頭一つ分抜け、後続をどんどん追い抜かしていく。
そのまま終盤へと差し掛かり、

『(優馬先輩が一位で、蒼飛君が二位かな...)』

そう、私が思ったその時

不意に、優馬先輩が蒼飛君に向かって何かを叫んだ

どよめく会場。勿論、私も驚いた

その言葉を受け、蒼飛君は一気にスピードを上げる

そして、優馬先輩を追い抜いた

そのまま、蒼飛君が一位でゴール
スタミナを使い切ったのか、倒れ込む蒼飛君。

頑張ったね！お疲れ様っ！そう、駆け寄ろうとした

だが、その前に1人の生徒が蒼飛君に駆け寄る
そして、そのまま抱きついた

『...は？』
何人の彼氏に抱きついてんの？
しかも、顔をよく見たらあの望月綾萠だった

ふざけんな、お前なんて化け物のくせに

蒼飛君に近づかないでよ

『....サヤカ』

「ん？」

『決行』

「....了解♪」

“私の”蒼飛君に手を出した事、後悔させてやる