全力で逃げ出したい気持ちについてkwsk ページ6
〜御食事処[い炉裏]にて〜
……来てしまった…
太宰さんの押しに負けて……来てしまった…
「ところで、お嬢さん。」
『は、はひ!!』
「そんなに緊張しなくてもいいよ。君の名前を聞いてなかった。伺っても宜しいかな?」
いえいえ、名乗る程の者では…と云いたい所だが、
ご飯をご馳走になっている(国木田さんのお金で)身でそんな事は云えない
『…波良ユイです。』
「ユイちゃんだね。ところでユイちゃん」
現在、国木田さんと敦くんがもごもごと訳の分からない会話をしているのに夢中(?)で此方の事は見ていないっぽい…
いきなり真剣な顔されると、矢張り少なからず背筋が伸びてしまう
「心中に……_______興味はないかい?」
『全くないですね。私は安楽 死 を望む身ですので』
むぅ、と膨れる太宰さん、可愛い()
でもホントに心中は嫌だ←
「何を馬鹿な事を言ってるんだお前は」
……それから間もなく、虎退治の話が出た
原作の通りに事が進んだ、よし、これで自由d「ユイちゃんも同行してもらっていいかな?」
な、なんですと???
なんですと!?!?!??(2回目)
『あの、私、この後予定が!!!』
「こんな時間から予定があるのかい?それも1人で、そんな大荷物を抱えて?」
「ユイさん…一緒に行きましょ…報酬も貰えるみたいですし!」
あぁ、敦くんの目が$マークになってる……こりゃ駄目だ
国木田さんに助けを……!
「……(コクン)」
諦めろ……だと…?!
酷いいいいいいい(泣)
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