私の事情についてkwsk ページ18
場所を変えた先は、うずまきだった。
えええ……此処で話すの…??嫌だよおお
「ご注文は?」
「私は珈琲で、この子は…」
『ココアでお願いします』
珈琲なんて飲めません。苦いもん←
太宰さんおっとなー
間もなくして珈琲とココアが運ばれてきた
珈琲のいい香りと、ココアの甘ったるい香りが漂う
『…ココアもちょっと苦手なんだよね…』
甘過ぎると気持ち悪いよね、ココア
カフェオレが1番好きだけど…此処には置いて無さそう……ううう
「おや?では私のと交換するかい?」
『苦いのも嫌いなので大丈夫です』
そうかい?と云って珈琲を啜る太宰さん
味噌汁は音を立てて飲むくせに、珈琲になると上品に飲むあたり、理解できない←
「…で、本題なのだけど」
「ユイちゃん、君は____何を隠してるのかな?」
たった一言、そう云われただけなのに
腹パンされたような衝撃
心臓が跳ねる
云っちゃおうかな…
トリップしてきましたー、なんて
頭可笑しいって思われちゃうかな
「何故、あの日川を流れていたんだい?入水、と云う訳でも無かったようだし」
「私達の事を前から知っていたかのような視線と、行動」
「君は、一体誰なんだい」
太宰さんからの視線が痛い。
全てを見透かされているみたいで、怖い
……云おう
此処で嘘を吐いたら、駄目な気がする
もう原作の流れは、芥川の時に変わってしまったんだ
今更考えたって仕方ない
変えるなら、とことん変えてやる
『……私は、』
出来るだけ沢山の酸素を肺に送り込み
心を落ち着かせながら
『……別の世界から来た、ごく普通の女子高生です』
『こちらの世界に来てから自分の異能力を知りました』
『太宰さん達の事を知っている、と云うのは。当然です。貴方方は、私のいた世界で凄く…有名ですから』
キャラクター、だと云うのはやめておこう。
なんだか、とてもめんどくさいから←
シリアス苦手。早く開放されたい
ココア冷めるから早く飲みたい
『これ以上は何も話せませんし、話しません。それでもいいですか』
「構わないよ」
『そうですか、では……え?』
……あ、良いんだ??
こんな奴探偵社には要らねぇ!って云われる覚悟だったのに…
「なんとなく分かってたよ。それに…」
「乱歩さんが……ね???」
……あっ←
そもそも隠せるわけ無かったんや…
『……おっと、手が滑った』
「ちょ、ユイちゃん叩かないで」
……その時、私の鞄から
テンション高めの着信が鳴り響いた
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