Sｰ7 懐疑ヤンガーブラザー！ ページ30
＊
デュ｢確かに グレン先輩は違和感が沢山だ｣
エ｢だろ？あんな人が良すぎる人なんているか？普通｣
グリ｢おい お前ら早くしないと授業遅れるんだｿﾞ！｣
デュ｢そうだった 急ごう！｣
ｸﾞｲｯ
監｢？！｣
？？｢ｼｨｰ｣
エ｢あれ？監督生は？｣
デュ｢先に教室に行ったとか？｣
グリ｢な？あいつだけ先に行くとがずるいんだｿﾞ｣
監｢誰？｣
？？｢ねぇ 監督生さん 君さ魔法使えないんだよね？｣
監｢…｣
？？｢可哀想に…｣
監｢だ、れ(この人グレン先輩に似てる)｣
？？｢…ふふ すぐにわかるよ ねぇ監督生さん 僕ね世界一嫌いな人がいるんだ｣
？？｢その人は僕を忘れて 僕がいなかったかのように振る舞うんだ…ねぇ このゴースト騒動をとめたいんだよね？ならさ…協力してよ｣
監｢協力？｣
？？｢そう 僕はあの人に復讐さえ出来ればそれでいい｣
監｢何故 復讐なんか 何をされたの？｣
？？｢…兄のような人だった…例え義理でも兄のように慕い敬った…けれどあの人の笑顔は優しさは愛情は嘘偽りだった｣
監｢？｣
？？｢僕に向けられたものではなく｢弟｣に向けられたものだった｣
監｢何が違うの？｣
？？｢僕の家は本家と分家が存在する大きな家…そう｣
？？｢ディスアピアのね｣
監｢ディス…アピア？それってグレン先輩の…｣
？？｢そう グレン…僕が復讐したい人｣
監｢グレン先輩を…｣
？？｢ディスアピアは分家の人間が死ねばその人はいなかったことにされるの 僕は所謂特例でね…分家から本家になったんだ けど殺された｣
監｢…いなかったことにされた？｣
？？｢うん けどね 僕は元々｢分家｣だから いなかったことにされたんだ…けどこれらは死んだ後に聞かされた話｣
監｢聞かされた？｣
？？｢…先に死んだ…ディスアピアの人達だよ｣
監｢ねぇ 君は誰なの？グレン先輩の弟さんだよね？｣
？？｢僕？僕はーーー・ディスアピアだよ｣
監｢はっ？！｣
グ｢あっ 起きた？監督生さん君廊下で倒れてたんだよ？大丈夫？｣
監｢…｣
グ｢…？｣
監｢…あ、あの 何が…｣
グ｢あぁ[記憶]が混乱してるのかもね 頭を打ったらしくて ここは保健室のベット 僕が運んだんだ それにしてもよかった目が覚めて｣
監｢…あの 自分の他に誰かいませんでしたか？！そう…グレン先輩に似た｣
グ｢監督生さん…君の他には誰もいなかった…多分それは僕だよ｣
僕はーーー・ディスアピア
監｢…違う｣
グ｢？｣
監｢あなたの弟さんと名乗る人がいたはずです！｣
グ｢！｣
＊
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作者名：🍊 | 作成日時：2020年6月3日 13時
