【おそ松さん】あかいろかのじょ。【おそ松】

.【ふたたび】 ページ11

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期待と不安でいっぱいな入学式。



私は今、ずっと憧れだった高校の入学式に来ている。




『知らない人ばっかり……。』




人と関わるのが、昔から苦手だったため
こういう所は凄く嫌いである。




少しビクビクしながら、これからお世話になる1年3組の教室へと向かっていく。








***






『なんてこった…………。』




パンナコッタ…………。←




じゃなくて！

教室に着いたのは良いものの、私の席は廊下側の一番後ろ。





折角、友好関係を築いていこうとしていたのにまさかの目立たない席。




運が良いのか、悪いのか…………。





》キーンコーンカーンコーン《





途方に暮れているとあっという間に、入学式の時間になり、チャイムがなった。



その数分後には、このクラスの担任の“森先生”と言う先生が入ってきた。


先生、若いｯ！！何気イケメンだし、、、www




先生が、自分の紹介を一通り終わらせると、私の方をじっと見てきた。




『(えええええ！？

私、なんかした！？

入学してすぐに目をつけられるとか最悪なんだけど！？)』




と内心ドキリとしていると、先生が口を開いた。



先生「アレ？その席って確か、“松野”だよなぁ。来てないのかー？」






私の前の席の人かぁ、、、、





そう言えば、私の席の周りって誰もいないや……。(左の子は後に不登校だと分かる)





先生「誰か、松野のこと知ってるやついないか〜？」




入学して間もないのに知ってるわけないじゃない！


なんて心の中でツッコミを入れていると、





》ガララッ《





再びドアが開き、



出てきたのが、、、、









『おそ松だったってわけ。』





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