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*2話* ページ3

***

「…」
「ああ、嫌いだよ」

「それは、なぜです…?」

「お前はなにも苦労せずに生きてきたんだろ?」

「え?」

「お前は第1王女、どうせなにもしなくても1番上の立場になれる」
「でもな…俺は、どんなに頑張っても1番にはなれねぇんだよ」

自分のことをもう諦めてる。そんなレオナさんが私は許せず、つい反論してしまった

「…違います」

「は?」

「それは、違います…」
「…私は第1王女です。でも…私には兄がいます」

「!」

「私も、どんなに頑張っても1番にはなれません」

「…っ、じゃあ「でも」…」

「でも、私は努力し続けるの。《努力はいつか報われる》、なんて言うじゃない?」
「それでも何も変わらなくても、力はついても邪魔にはならないわ」
「だから、ねっ?レオナ。レオナも努力して一緒にファレナ様やお父様を見返してやりましょ?」

「っ…」

「…っあ、すみません…!私、貴方様になんて口を…!」

全て言い終わってから気づいた。私はこのお方になんて失礼な口をきいていたのか…

そう、自分に反省していると…

「…ふふっ、はははっ…!」

「…!?」

レオナさんは突然、笑い出した

***

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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時

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