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「すみません、弟のレオナが来ていないようで…」
「レオナ…さん、ですか？」
「！どうして俺の名前を…」
「えっと、私は薔薇の国の第１王女のA・フローラです」
「…ああ、お前か。今日来る客人ってのは」
レオナさんは心底嫌そうな顔をした
…なぜだろう？レオナさんは私が嫌いなのか？一か八かで聞いてみることにした
「レオナさんは、私がお嫌い…なのですか？」
「…」
＊＊＊
＊１話＊ ページ2
《８年前の秋》
【夕焼けの草原】
「初めまして。よくぞおいでになられました。私はファレナ・キングスカラーです」
「ええ、初めまして。私はマッド・フローラです」
「第１王女のA・フローラです」
「すみません、弟のレオナが来ていないようで…」
「いえいえ全然…」
当時、私が１０歳の頃
私はお父様に連れられ夕焼けの草原に来ていた
「じゃあA、Aはここにいていいからいいから遊んできてもいいんだぞ？」
「ではお言葉に甘えて…いってきます、お父様」
「ああ、いってらっしゃい」
＊＊＊＊＊
「(ここは…裏庭かしら？)」
建物の中を歩いていると、裏庭のような場所を見つけた
「(すごい、とても綺麗な場所…)」
裏庭を歩いてみていると、上からなにかいい香りが漂ってきた
「ギンモクセイ…？」
「…誰だ？」
「えっ…？」
声がしたほうを向いていると、
そこには１人の少年が立っていた
「(もしかして…)」
「レオナ…さん、ですか？」
「！どうして俺の名前を…」
「えっと、私は薔薇の国の第１王女のA・フローラです」
「…ああ、お前か。今日来る客人ってのは」
レオナさんは心底嫌そうな顔をした
…なぜだろう？レオナさんは私が嫌いなのか？一か八かで聞いてみることにした
「レオナさんは、私がお嫌い…なのですか？」
「…」
＊＊＊
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！！私も好きです！♡ (2022年10月6日 17時) (
レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆（唐突な告白） (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sizuku x他1人 | 作成日時：2022年9月2日 17時
