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27.side彩 ページ28

上杉君が話し終えてから、私は信じられなくて、

しばらく呆然としてたけど、頭の整理が終わると、涙が出てきた。

彩「本当に?でも・・・なんで?」

上「さあな。・・・とにかく今日は、休めよ。風邪引くぜ?」

彩「え、」

上「ほら、行くぞ。」

彩「うん、・・・」

歩き出す上杉君と、それを追う私の背中を、

オレンジ色にぼやけた朝日が優しく照らしていた。

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作者名:彩芽 | 作成日時:2016年12月16日 7時

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