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22.side彩 ページ23

その後私はみんなの元に戻り、若武にこっぴどく叱られた。

気付けばかなり時間がたっていて、帰らなくてはいけない時間になっていた。

帰るとき、若武はずーっと私のことを怒っていた。

だけど私は、若武の話をぜんぜん聞いていなかった。

頭に残るのは、

『もう大丈夫だよ』

の一言。思い出しそうで思い出せない。

でも何かがわかりかけていたのは確かだった。

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作者名：彩芽 | 作成日時：2016年12月16日 7時

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