君の心が知りたくて。第1期 (ページ2)

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1.side彩ページ2

最近私はとても不思議な気持ちになる。

それはKzが関係しているときなんだけど、

何かをしているときに決まって起きる訳じゃないんだ。

まるで数学の勉強をしているみたいで、

一見不規則なんだけど何か規則があるような

そんな感じがするんだ。

チロリロリン♪

携帯がオルゴールのような音をだす

でてみると、若武からの電話だった。

事件かもしれない！

ウキウキして電話にでるとすぐに若武の声がした。

若「よぉ、アーヤ」

彩「若武､どうしたの？何か事件？」

若「と言いたいところだけど、実は違うんだ。
　最近集合がかけらんなくて、ずーっとアーヤに会ってないだろ？
　だから久しぶりに皆で集まろうってことになったんだ！
　秀明の休み時間にカフェテリアに来いよ！」

彩「OK､行くよ！じゃあね。」

そういえばずーっとKzの皆に会っていない。

最後に集まったのは、確か去年のKz新年祝の時だった気がする。

それから今まで、約5ヵ月Kzの活動は休止してるんだ。

だからあの感じもあまり覚えていない。

でも、ついに今日、Kzの集合！

皆中学３年生になって、大人になってるのかな？

前よりかっこよくなってるかも！

ドキドキワクワクしながら秀明に向かった。