僕達の姫とアイドル〈１〉

side彩 ページ9

若「俺、『法律のクイズ！』行きたい！」

上「その前に『考える迷路』行こうぜ。」

小「僕、『現役研究者の講演会』行きたいんだけど。」

黒「『生徒達の展覧会』行かない？」

翼「賛成！」

七「『自分だけのパソコンを作ろう』も良くない？」

上「それでも良いな。」

彩「え･･･」

若「アーヤはどこいきたい？」

彩「え、わ、私！？私かぁ、、、うーん･･･あ、そういえば！」

若「何だ？」

彩「私ね、絶対にみたいのがあるの！」

黒「何がみたいの？」

彩「私１人で行くから、皆は楽しんでおいて。
　 後３０分で始まっちゃう！急がなきゃ！じゃあね！」

若「おい、どこ行くんだよ！」

彩「体育館。１２時３０分から、ステージがあるの。
　 ３時３０分位まであるから、皆は回ってきて良いよ！」

小「ぼ、僕も行くよ！」

翼「勿論俺も♪」

七「大トリをみなくちゃだめでしょ。」

黒「じゃあ、俺もご一緒させてもらうよ。」

上「しょうがないな。」

若「皆行くのかよ！？」

小「若武は自由に回ってていいよ！」

若「う、、、い、いく！！」

彩「皆行くの！？３時間ぐらいずっとアイドルのライブを見るんだよ！？」

黒「行くよ。」

上「始まっちまうから早く行こうぜ。」

彩「わ、わかった。。」

皆の言葉に押されながら、私は体育館に走った。

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