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side和臣 ページ6

彩「只今戻りましたぁ!5名様はいりまぁす!」

アーヤが大きな声で言うと、中からドタドタッと音がして、

?「やったぁ!彩チャンが勧誘してくれたんだ!
  最初のお客様だから、大切にしないとね!」

そして、メイドドレスの子や水着の上にパーカーを羽織った子、

着物の様なミニスカートの様な服を着た子やアイドルのステージでよく見る服を着た子など

9人の女の子が出てきた。

?「いらっしゃいませ!どうぞ、こちらへ!」

内の1人がそう言って、俺達をテーブルに案内した。

?「メニューはそちらにあります。全部、とーってもおいしいので、
  お決まりでしたら、ボタンを押してくださいね!」

彩「私、着替えてくるね!」

アーヤが店の厨房の方に走っていったのを確認して、俺達はメニューを選ぶことにした。

メニューをめくりながら、俺が言う。

若「アーヤが行っちゃうなら、俺ら来た意味ないじゃんよ。」

黒「まあまあ、アーヤもきっと、今日1日ずっとじゃないと思うから。
  これが終わったら、一緒に回ろう?」

上「それにしても、ここ、全然メイドカフェっぽくないよな。
  普通のカフェとも違うみたいだけど。」

小「確かに!『お帰りなさいませ、御主人様!』とか言われるんじゃないかって
  ちょっと心配だったけど、なんかレストランみたいで、軽くて良いね。」

翼「店員は女子だけだけどね。料理も全部手作りなんだ。」

若「材料とかはどうしたんだよ?」

七「学校とか美門とか俺んちから金出してやったんだよ。
  じつはさ、この店が、今回のトリなんだ。店の中ではね。だから、学校全体で力入れてんの。」

若「大トリは?」

翼「勿論、ステージだよ。」

皆「ステージ?」

七「音ノ木坂にスクールアイドルがいるのは知ってる?」

黒「聞いたことあるよ。」

翼「その人達が、ステージやるんだって。」

若「ふぅーん・・・」

上「興味ねぇ。」

黒「行かなくてもいいんじゃない?」

小「だね。」

そんな会話をしていると、美門と七鬼が顔を見合わせ、少し笑った。

翼「それはどうだろうね?」

全員が料理を決めて、注文のボタンをおすと、奥から出てきたのは

スペードのトランプを想像させるマークがかかれたミニスカートをはき、

ノースリーブスのピンクい服を着て小さな帽子をちょこんと頭に乗せたアーヤが、

恥ずかしそうにしながら歩いてきた。

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彩芽 - 作者の彩芽です!翔平さん!ありがとうございます!今後も応援宜しくお願いしますっ! (2017年3月28日 10時) (レス) id: 95c2c0fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 更に面白くなりそうな予感! (2017年3月27日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 上杉落ち着けいwww (2017年3月24日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 卒業式か………懐かしいですね!あの時は号泣してましたね。 (2017年3月23日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - 実は私も小学生です。今日卒業式でした。 私達は、フォーマルな服を着て行きました。卒業式は2時間程度でした。全然泣けなかったんです。 (2017年3月23日 20時) (レス) id: a1cd1295f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩芽 | 作成日時:2017年3月1日 21時

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