僕達の姫とアイドル〈１〉

side彩 ページ47

次の日は大雨だった。

風も強く、学校と塾は休みってことになった。

よし、丸１日休みなら、勉強を進めてしまおう！

そう思って机に勉強道具を広げると、携帯の着信音がなった。

若『明星達と会うことになった。
　 場所はアーヤんちの近くの公園。
　 日にちは決まってなくて、
　 俺は次の日曜日を希望する。
　 諸君の予定を教えてくれ。』

私はカレンダーで確認する。

うん、次の日曜日は空いてる。

彩『私は大丈夫。』

若『了解。』

また、明星君達と会えるんだ！

アイドルはどんなだろう。

夢ノ咲学院はどんなところ？

知りたいことがたくさん会って、日曜日が楽しみになった。

若『他の奴らも日曜日で良いそうだ。
　 明星達も了解だ。じゃあ日曜日、公園で会おう！』

早く日曜日にならないかな？

そうだ、聞き忘れがないように、聞きたいことをメモしておこうかな。

勉強もちゃんとやるけど、忘れないうちに書いておこう！

机の引き出しから、クローバーの形をしたメモ帳をだし、

聞きたいことをめした。

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