僕達の姫とアイドル〈１〉

side彩 ページ40

凛「なに乗るー？」

穂「やっぱりジェットコースターでしょ！」

彩「え！･･･全員乗るの？」

希「勿論！」

若「なんだ、アーヤ怖いのか？」

彩「え！ここ、こ、怖くなんてないわよ！」

本当は大の苦手なんだけど。

大丈夫、すぐ終わる！･･･はず。

絵「じゃあペアを決めましょうか？」

若「男子が６人女子が１０人、２人ずつ分けられるな。」

穂「ことりちゃん！一緒に乗ろう？」

絵「海未、一緒に乗らない？」

凛「かよちん！一緒に乗ろうね！」

真「に、にこちゃん、一緒に乗ってあげようか？」

希「彩ちゃん、ウチと乗ってくれる？」

若「おーい、小塚、ペア組もうぜ！」

上「黒木。」

黒「ああ、勿論。」

翼「七鬼！一緒に乗るか。」

短時間でペアが決まり、私達の順番になった。

「キャーーーーーーーー！」

前からは『μ's』の皆の悲鳴が、

小「ちょっと若武！危ないよ！」

上「おい、バカッ！あぶねーから立つな！」

若「うるさい！法律で決まっていない場合、俺はスリルを選ぶんだ！」

上「法律のありなしは関係ねーだろ！」

若「わわっ！」

小「危ないっ！」

若「ふー、あぶねー！でもちょーたのしー！」

上「まだやる気かバカ武！」

若「なんだと！」

小「わ、若武〜！ダメだってば〜！」

後ろからは『Kz』の皆の違う意味の悲鳴。

怖がってる暇がなかった。

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