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side彩 ページ30

彩「きゃー、ヤバイヤバイ、遅れるぅー!」

母「ちょっと、アーヤ、女の子なんだから
  少しは静かにしなさい!」

彩「だってぇー、遅れちゃう!いってきまーす!」

私は急いで家を飛び出した。

そう、今日は1か月ぶりに、『μ's』と『Kz』が集まるんだ!

そんな大事な日に、私は寝坊をしてしまった。

待ち合わせ場所は高砂公園。

高砂公園に集まるのは『Kz』だけ。

その後は『Kz』の皆で音ノ木坂学院にいくんだ。

高砂公園に入ると、

若武は頭の後ろで指を組んでベンチに座り、

上杉君と黒木君は腕を組んで鉄棒に寄りかかり、

小塚君は珍しい花でも見つけたのかしゃがみこんで花を観察し、

翼と七鬼君は若武が座っているベンチの背もたれに寄りかかっていた。

彩「遅れてごめんなさい!」

若「アーヤ!よかった、無事に着いた。」

若武が私を見てふぅ、と溜め息をつく。

上「そりゃ、1回来たことあるから着くだろ。」

若「そうじゃねーよ!」

上「じゃあなんだよ!」

若「何事もなかったかってことだよ!」

上「あるわけねーだろ!住宅地だぞ!」

若「だから危ねーんだろーが!
  そんなこともわからんのか、このアホ杉!」

上「お前の説明でわかるやつがいるかバカ武!」

いきなり始まった2人の喧嘩にどうしたらいいのやら。

彩「あ、あの、遅れた私が言うのも難だけど
  集合に遅れちゃう・・・」

若「!そうだったな!諸君、音ノ木坂に出発だぁ!」

七「出発ってすぐそこじゃん。」

翼「相変わらずだね。」

黒「あの若武がちょっと時間がたった位で変わると思う?」

上「ないな。」

彩「だね。」

若「おい、なんかいったか?」

黒「何でもありません、リーダー若武。」

若「よろしい。」

『リーダー若武』って言われたのがよほど嬉しかったのか

満足気に頷いた若武の背中の後ろで苦笑いをした私たちだった。

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彩芽 - 作者の彩芽です!翔平さん!ありがとうございます!今後も応援宜しくお願いしますっ! (2017年3月28日 10時) (レス) id: 95c2c0fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 更に面白くなりそうな予感! (2017年3月27日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 上杉落ち着けいwww (2017年3月24日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 卒業式か………懐かしいですね!あの時は号泣してましたね。 (2017年3月23日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - 実は私も小学生です。今日卒業式でした。 私達は、フォーマルな服を着て行きました。卒業式は2時間程度でした。全然泣けなかったんです。 (2017年3月23日 20時) (レス) id: a1cd1295f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩芽 | 作成日時:2017年3月1日 21時

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