side彩 ページ29
『μ's』の皆が急に、アカペラで歌い出したものだから、
皆ビックリして固まってたけど、
終わってから、大きな拍手が起こった。
彩「ご、ごめんなさい！
変な雰囲気にしちゃって。」
若「なんで、アーヤが謝るんだよ？」
黒「若武の言う通り。アーヤは何も悪くないさ。」
上「ったく、ヤジは引っ込んでりゃいいのによ。」
小「一件落着ってとこかな。」
彩「で、でも･･･」
穂「何よ、今の！」
海「全くです！」
こ「酷いね･･･」
彩「い、良いの。日常だから。」
真「言い分けないじゃない！」
凛「そうだよ！あのままで良いの！？」
花「彼女達の目は何を見ていたんでしょう！
彩ちゃんのどこがそんなに気に入らないんでしょうか！」
絵「彩ちゃん、大丈夫？」
希「気にしなくて良いんやからね。」
に「花陽の言う通りよ！彩は、こんなに可愛い顔してるのに！一番はにこにーだけど！」
彩「皆。ありがとう。気持ちだけ受け取っておくね。」
穂「でも、」
彩「大丈夫、もう元気だから。
ああ言うの、小学生からだし、もう慣れたから。
少し悔しいけどね。でも、いいの。
回りの人を静かにしてくれる上杉君や
こうやって慰めてくれる皆が、私のことを分かってくれれば良いの。
･･･だよね、上杉君？」
ここで、何で俺なんだ？って言うかおをしたあと、
思い出したのか、少し赤くなって
上「あ、ああ。」
という上杉君。
私は中学生の時に女の子から「固い、人の気持ちがわからなそう」って言われて、
思わず上杉君に相談したときがあったの。
(↑『黄金の雨は知っている』参照)
その時、上杉君が教えてくれたこと。
一番わかっててほしい人にわかっててもらえれば、それで十分だってこと。
その時は、免罪符だって思ったけど、ついこの間、わかったんだ。
若「と、とにかく！気にするなよ、アーヤ。」
彩「うん！って言うか、歌の力ってやっぱりすごいね。」
穂「うん、『μ's』やって、本当に良かった！」
その夜は、後夜祭が終わるまで皆で話して、また後で会おうってことで帰った。
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彩芽 - 作者の彩芽です！翔平さん！ありがとうございます！今後も応援宜しくお願いしますっ！ (2017年3月28日 10時) (
レス) id: 95c2c0fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 更に面白くなりそうな予感！ (2017年3月27日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 上杉落ち着けいwww (2017年3月24日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 卒業式か………懐かしいですね！あの時は号泣してましたね。 (2017年3月23日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - 実は私も小学生です。今日卒業式でした。 私達は、フォーマルな服を着て行きました。卒業式は2時間程度でした。全然泣けなかったんです。 (2017年3月23日 20時) (レス) id: a1cd1295f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩芽 | 作成日時：2017年3月1日 21時
