額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ25)

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とっても美味しい夕食を食べたあと､私達はグリフィンドールの談話室へと入った

『はぁー！懐かしい！』

私はまだ人のいない談話室をぐるりと見渡して言った

ハ｢ほんとだよ！このホグワーツが恋しかった｣

ハリーも私と同じ動作をして言った

ロ｢ほんと君達のところは散々なところだもんな｣

ハー｢そうね｣

ロンとハーマイオニーは私達を見守っていた

ハ｢明日は一緒に朝食を食べに行こう！｣

『もちろん！』

私はハーマイオニーに引っ張られながら､部屋へと連れられた

『フォル！』

私が抱きつくと嫌そうにして羽を羽ばたかせる､普通に痛い

ハー｢ホグワーツに着くと元気いっぱいねA｣

『勿論だよ！あの地獄から抜け出せたんだから』

ハーマイオニーはホグワーツに着いたってのに勉強をし始めていた

私はそれを横目にローブに入ってる紙を見た

“ほんと返事をしない当たり乗れたんだね”

私は勉強する振りをして羽根ペンを取りインクを探しているとフォルが持ってきた

『ありがとうフォル』

私はフォルを撫でて紙に文字を走らせた

〈さぁーどうだろう？それより私がホグワーツにいなかったらトムはどうなる？〉

私はただ興味本意で聞いた

“あぁそうだな落ち込むよ､君がいないと意地悪できないから”

〈性格の悪さは今も健在だね〉

“どうせ着いたんでしょ？僕のところに来ないの?”

私は返事に迷った…会いに行ってもいいが今はすぐにでも寝たい｡あっちで寝るのはとても嫌だし…

〈今日は行かない､疲れてるから!闇の帝王は人の心配をすることを覚えて欲しいよ〉

“へぇ､未来の僕ならどうするのかな?今の僕に力があるのなら苦しめに行くよ”

私は寝る準備をした…早くベッドで寝たい…私はベッドの灯りを消すとハーマイオニーが声をかけた

ハー｢Aごめんね､もうちょっとでキリがいいところなの｣

『大丈夫だよ､頑張ってハーマイオニー…あっ!明日起こしてね｡きっと起きれないから』

ハーマイオニーは笑って返事をしてくれた

そして最後に紙を見ると怖いぐらい綺麗な字が目に焼き付いた

“おやすみ”

『トムがそんなことを言うなんてね＿＿＿＿＿＿』

私は目をつぶった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私はまた寝坊したの！ハーマイオニーが鬼のような顔で起こすもんだから体を飛び上がらせたよ

『先に行ってて！！』

ハー｢分かったわ､大広間で待ってる｣