額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ24)

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またマルフォイが口を開こうとすると馬車からルーピン先生が降りた

ルー｢どうしたんだい？｣

そういうとドラコはルーピン先生をジロリと品定めするような目をしてどこかに消えた

私達はルーピン先生に別れを告げて大広間に向かった

マ｢ポッター！Ms.グレンジャー！少し来なさい！｣

マクゴナガル先生は大広間に入ろうとすると私達に声をかけた

『2人の席取っておくよ！』

ハ｢ありがとうA｣

ハリーは気が進まなそうにしてハーマイオニーと一緒にマクゴナガル先生の元へ行った

ロ｢A､どうしてハリーとハーマイオニー呼ばれたんだと思う？｣

『うーん､ハリーは気絶したからじゃないかな？』

ロ｢じゃあハーマイオニーは？｣

ロンは頭を傾げて聞いてきた

『時間割の事じゃない？ほら選択科目､全部選んでいたし』

ロ｢あぁ！そっか＿＿＿それよりご馳走食べたいや｣

今さっき頭を傾げていたロンはどこに行ったんだと思いつつ､ロンの目の前の席に着く

『それでスキャバーズの様子は？』

ロンはポケットを覗くような動きをして言った

ロ｢ぐっすり寝てる､怠け者だからなー｣

『ロンと同じじゃん』

ロ｢な､違うよ！｣

ロンが不服そうな顔をして私が笑っているとハリー達が戻ってきた｡

『おかえり2人とも』

ハ｢うん！組み分けは終わったの？｣

『終わったよ』

私は全然見てなかったけど､とは言わなかった

そしてさっきからずっとハーマイオニーは満面な笑みだった

ロ｢どうしてそんなに笑顔なんだ？｣

ハーマイオニーが言おうとしたらダンブルドアが話し出したので話を中断した

それからすぐに、ダンブルドア校長がディメンターについての注意を促してから、祝の言葉を口にした。

ダ｢さて！嬉しいことに今年は新任の教師をお迎えした｣

私達は先程の事を思い出して､顔を見合せた

ダ「まずは闇の魔術に対する防衛術のリーマス・ルーピン先生じゃ」

私達は溢れんばかりの拍手をルーピン先生に向けて送った

ルーピン先生は私たちを見つけるとにっこりと笑ってくれた

ダ「続いて…魔法生物学については、ルビウス・ハグリッドが教鞭をとってくれることとなった！」

グリフィンドールは溢れんばかりの拍手を送った

ロ｢あんな本を教科書にするのはハグリッドしかいないだろ？｣

『あんなって？』

ハー｢A､とてもすごいのよ…｣

ハーマイオニーもロンと同じ様に言った