額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ3)

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寝ていると窓に何かがﾄﾞﾝと音を立てて私たちが寝てる部屋に突っ込んできた

私とハリーはベッドからとび上がり､突っ込んできたものに懐中電灯で照らした

『あれ？この子ロンのフクロウの』

ハ｢エロールだ！｣

エロールはいつものように突っ込んできて叔父さん達が起きないか冷や冷やした

私はエロールに括り付けられた手紙を取った

『ハリーこれみて』

私はハリーのそばにいきその手紙の内容を見せた

ハ｢これ､日刊予言者新聞の切り抜きだよ＿＿＿＿＿＿えっと､魔法省官僚…グランプリに大当たりだって!?｣

『アーサー･ウィーズリーがガリオンくじに当たったって書いてある！』

どうやらマグルの世界で言う宝くじに当たってエジプトに行ったらしい､新学期に合わせて帰ってくるみたいだ

ハ｢見て､みんな僕らに手を振ってるみたいだ｣

新聞の中で動くウィーズリー家の写真はまるで私達に手を振ってるような感じだった

『ほんとだ＿＿＿＿＿＿＿＿＿あ！ロンからの手紙だよ』

ロ“A､ハリーお誕生日おめでとう!エジプトって素晴らしいよ｡古代とは思えない凄い魔法が施されてて…お父さんが700ガリオン当てたなんて信じられなかった！大部分はエジプトで使っちゃったけど今度新しい杖が買ってもらえるんだ”

ハリーは口元を緩めて嬉しそうに言った

ハ｢良かったね…ロン｡杖買ってもらえるんだって｣

『ほんとね､去年は逆噴射したり大変だったからね』

私達はクスクスと笑いつつもロンの手紙に目をやった

ロ“新学期1週間くらい前に家に戻ります｡それからロンドンに行って新しい教科書と杖を買ってもらうんだ｡その時君たちに会うチャンスあるかな？

＿＿＿＿＿＿マグルに負けずに頑張れ！
ロンドンに出て来いよな
ロンより”

手紙はロンの応援で締めくくられていた＿＿＿と思ったがまだ続いていた

ロ“P.S.パーシー首席になったんだ｡”

私は読み終わるとハリーのベッドに座りハリーはロンからの贈り物を手に取り私の横に座って開け始めた

中にはガラスのミニチュア独楽のようなものが入ってた

ハ｢なにこれ？｣

ハリーが横で頭を傾げている時､私はロンのもう1枚の手紙を見つけた

『ハリー､またロンからの手紙がある！』

ロ“ハリー､Aこれはね携帯のスニーコスコープ(かく乱防止機)って言うんだ｡信頼できない奴が近くにいるとクルクル回り出すんだ｡ビルは信用出来ないって言ってる昨日の夕食の時も光ってた”