額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ4)

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ロンの手紙はまだ続いていた｡私はそれを見てとっても嬉しかった｡初めて夏休みが良かったと思ったから

ロ“ビルは壊れてるって言ってたけど､フレッドとジョージがビルのスープに昆虫を入れたのに気づいてなかったんだ

じゃあね＿＿＿＿＿＿ロンより”

ハ｢何だか僕､初めて夏休みが良いものって感じたかも｣

ハリーは目を輝かせてロンの手紙に食いついてる､私はそれを眺めているとヘドウィグとフォルが何かを持って帰ってきた

『ハリー!まだ何かお届けものだ』

私はフォルをギュッと一瞬だけ抱きしめ手紙を取った｡するとフォルは自分の鳥籠へと戻った

ハ｢これってもしかして｣

『ハーマイオニーからだね』

今度はハーマイオニーの手紙に釘付けになった

ハー“お元気ですか?A ハリー…私はフランスで休暇を過ごしています｡それでこれをどうやって届けようかと悩んでいるとヘドウィグとフォルがやってきたのよ！本当に嬉しかったわ｡それと1週間前のロンとご家族の写真見た？

私もエジプトに行って素晴らしい魔法を学びたかったわ｡それに貴方達ロンドンに来ることができるかしら？叔父さん達が許してくださる？貴方達と会えることを願っているわ

＿＿＿＿＿＿ハーマイオニーより
友情を込めて

P.S.パーシーが主席ですって大喜びしてるわね｡ロンは嬉しくなかったみたいだけどね”

私とハリーはハーマイオニーの手紙に大笑いした｡叔父さん達が起きない程度の…

ハ｢うわぁ！ハーマイオニーのプレゼント重いや!｣

私とハリーはプレゼントを開けるとそこには難しい呪文がぎっしりと詰まった本が私とハリーに1つずつそして､《箒補修用具》と書かれたものが私とハリーに1つずつあった

『ハーマイオニー凄いや！宝物が増えたよ！』

ハ｢あぁ早くクィディッチがしたいよ！｣

私達はベッドで跳ね上がって喜んだ…早くみんなに会いたい!するとハリーがホグワーツからの手紙を手にした

ハ｢3年生はホグズミードに行く事が許されてるらしいよ！あ､でも待って＿＿＿＿＿＿｣

ハリーはその後の文を読んでいるのか顔を険しくさせてた

『どうしたの？』

ホグズミードは村全体が魔法の村って聞いてたから楽しみだ

ハ｢許可証に保護者の署名がいるみたいなんだ…｣

『え…』

要はホグズミードに行けない可能性が大いにあるってことだ｡あの叔父さん達が署名してくれるなんてないだろう

私はハリーにもう夜遅いと言われてベッドに入った