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ハリー side
そう言ったドラコの目は、何となく本当に心配してるように見えた。
それがどこか僕の胸の中で引っかかる。
ハ｢君には関係ないだろ、マルフォイ｣
敵対するような声を出すとマルフォイはまた鼻でせせら笑っては、どこかへと消えていく。
アー｢ただの脅しさ。じゃないと、監督生制度が覆されちゃうんだから｣
しかし、僕とハーマイオニー、ロンの目は壁に設置されてる寮の点数を記録する巨大な砂時計のほうに、自然に目が行く。
今朝までは、グリフィンドールとレイブンクローが接戦で一位をいたはずなのに···
いま見てみると、砂時計の砂が飛び上がって上に戻っていて、下に溜まっていた量が減っている。
そして、まったく変わらないのは、エメラルドの砂が詰まったスリザリンの砂時計。
フレ｢気づいたか？｣
ジョージと二人で、大理石の階段を下りて来たところで、僕とロン、ハーマイオニー、アーニーと砂時計の前で一緒になる。
ハ｢たった今、マルフォイが僕達から50点近く減点したんだ｣
僕は激怒しながら言った。
Aとの事もあるし、それに加えてマルフォイのこともあり、怒りが込み上げる。
ジョ｢うん、モンタギューのやつ、休み時間に、俺たちからも減点しようとしやがった｣
ロ｢しようとしたってどういうこと？｣
フレ｢最後まで言い終らなかったのさ｣
ジョ｢俺たちが、二階の姿をくらます飾り棚に頭から突っ込ませてやったんでね｣
誇らしそうに言う双子に対して、ハーマイオニーはショックを受けたような顔をする。
ハー｢まあ！貴方達、とんでもないことになるわ！｣
フレ｢モンタギューが現われるまでは大丈夫さ。それまで数週間かかるかもな。やつをどこに送っちまったのかわかんないし｣
ジョ｢とにかくだ────俺たちは、問題に巻き込まれることなどもう気にしない、と決めた｣
2人は平然と言ってはそんなことを言う。
ハー｢気にしたことがあるの？｣
ジョ｢そりゃあるさ｣
フレ｢1度も追い出されたことないだろ？俺たちは、常に一線を守った｣
フレッドは手をヒラヒラとさせながら、ニヤリと笑っていう。まるで悪戯を計画する子供みたいに。
ジョ｢常に本当の大混乱を起こす手前で踏み止まっていたんだ｣
ロ｢じゃ、今は？｣
フレ｢ちょっとした大混乱こそ···｣
｢ダメよ！｣とハーマイオニーの囁き声が響く。
すると双子は｢ちぇー｣と言っては、どこかに行く。大体どこに行くかは想像ができた。
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おにぎり食べたい(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます！これからも楽しみにしてください！色々と考えているんです！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！頑張りますね！！！！！ (2020年11月15日 19時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 賢者の石シリーズから読みました。夢主とハリーの関係性が好みでした。続き楽しみに待っています。 (2020年11月10日 15時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月8日 21時) (レス) id: 6a053de6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年10月19日 22時
