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『分かってる｡ちゃんとわかってるよハリー､大丈夫…何があっても君の傍に居るから』
そういうと一層甘えるようにしてグイッと寄りかかり､豪華なご馳走を眺めた｡ロンとハーマイオニーも何かを感じ取るようにして黙っていた
大広間は、いつものお別れの宴よりずっと静かだったがダンブルドアが喋ろうとすると､さらに水を打ったように静かになった
ダ｢今年も＿＿＿終わりがやってきた｡今夜は色々と話したいことがある｣
その言葉を聞いて皆より顔を青白くさせた
ダ｢まず初めに一人の立派な生徒を失ったことを悼もう｡本来ならここに座って… 皆んなと一緒に、この宴を楽しんでいるはずじゃった｡さあ、皆んな起立して、杯を上げよう。セドリック・ディゴリーのために｣
私達は全員その言葉に従った｡スリザリン生でさえも椅子から立ち上がり､ゴブレットを上へと掲げた
｢セドリック･ディゴリーへ｣
大広間にいた全員が声を揃えて､低く悲しい響きを持って大広間にこだました
ハリーはその大勢が立ち上がる中､チョウを見ているみたいだった｡きっとチョウは泣いているだろう…聞くところによるとチョウはセドリックと付き合ってたみたいだから
ダ｢セドリックは模範的な生徒じゃった｡忠実な良き友であり勤勉でありフェアプレーを尊んだ｡私は､その死がどのようにしてもたらされたものかを皆が正確に知る権利があると思う｣
私は顔を上げてダンブルドアを見つめた､一瞬だったが私とハリーを見据えたように思えた
ダ｢セドリックは＿＿＿＿＿＿ヴォルデモート卿に殺されたのじゃ｣
大広間に恐怖に駆られたざわめきが一気に広がった｡皆､恐ろしそうな顔でダンブルドアを見つめた
ダ｢魔法省はこの事を話す事を望んでおらぬ｡さらに、セドリックが事故や、自らの失敗で死んだと取り繕うことは、セドリックの名誉を汚すものだと信じている｣
驚きと恐怖の感情を持って､全員が貫くような目でダンブルドアの言葉を待った
ダ｢セドリックの死に関して､2人の名前を挙げねばなるまい＿＿＿勿論､ハリーとAの事じゃ｣
波紋のようなざわめきは一瞬にして広がり､何人かが私とハリーをチラッと見た
ダ｢ハリーとAはヴォルデモート卿の手を逃れた｡自分の命を掛けてセドリックの亡骸を死に瀕する怪我をおっても見捨てることなく連れて帰ってきた……ヴォルデモート卿に向き合う者の中であらゆる意味でこれ程の勇気を示した者はそう多くはない｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
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おにぎり食べたい(プロフ) - ふらくとすさん» 確かにです！ご指摘ありがとうございます(^^; (2020年4月30日 6時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ふらくとす(プロフ) - のですが原作ではハグリットの小屋で待機中のシリウスへの伝言だったのでこの状況だと少し変わってしまいませんか?勘違いだったらすみません!これからどうなっていくのか楽しみです!更新楽しみにしています!頑張って下さい (2020年4月30日 1時) (レス) id: 1f5e46c8ad (このIDを非表示/違反報告)
ふらくとす(プロフ) - とっても面白かったです!主人公ちゃんがとても愛らしく大好きです!また、私はシリウスが好きなのでキャーキャー言いながら読んでいます(笑)一つだけ気になる点があるのですが、202話でダンブルドアがマクゴナガル先生に黒い犬への伝言を頼んでいる (2020年4月30日 1時) (レス) id: 1f5e46c8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年4月28日 22時
