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私は落ちていた自分の杖を取り、ハリーの前に立った。ハリーの目から涙が零れ落ちた

私は努めて冷酷な顔をしようとしたが、もしかしたら歪んでいたかもしれない___『ごめんハリー』私はそう口を動かして

杖を構えた

オブリビエイト(忘れよ)

特徴的な光が、踠くハリーの頭の周りをきらめいていく。そして私は辺りが静寂に包まれた一瞬を突いた


『これからやることを寛大な心を持って許して貰えますか?』

ヴ「何をやるつもりだ?A。まぁいい大目に見よう」

私は『ありがたい限りです』と呟くと瞬時に杖を動かした


ディフィンド(裂け)!』

縄が裂けハリーが前のめりに倒れる。私はハリーをよろめきながら支えて銅像の後ろへと隠れた。手下達があらゆる呪文を放ってくるのを防ぎながらハリーを起こした

『ハリー!ハリー起きて!』

ペチペチとハリーの顔を叩くと、彼は何が起こってるかわからないようにメガネをかけ直した


ハ「___A!僕どうして___」

『良いから!逃げるよ』

私はハリーの杖を渡して盾の呪文を使って防ぐ

ハ「A……そうだ僕らヴォルデモートに___」

『ハリー!話を聞いて。セドリックと一緒に優勝杯を持って帰るんだ!いいね?』

私達は失神の呪文や磔の呪文が飛んでくる中、身体中に擦り傷をつけながら顔を見合わせた


ハ「それじゃあAが!」

『ハリー!大丈夫、きっと戻るから___ちゃんと後を追いかけるから!ハリーを1人にしないから…今は行くんだ!早く』

ハリーは私をギュッと抱きしめた、今の明かりはただ月の光だけだ

ハ「分かったA___」

そうハリーが言った時だ___私とハリーは引き離されるようにしてお互い足に縄が巻き付けられて引っ張られる


『ハリー!』

無理矢理引っ張られその衝撃で体がお互いに倒れたが引っ張られる縄に抵抗しながらハリーに手を伸ばした

ハ「A!」

お互いに手を伸ばすもまた再び握ることはなく指を掠めただけで引き離された

ハリーはヴォルデモートの所に私はその手下の所へと___



ハリーが無理やりお辞儀をさせられているのが見える。奴がハリーに磔の呪文をかけている。ハリーの叫び声が聞こえる……

『邪魔!ディフィンド(裂け)!』

私は杖を素早く動かして縄を切る


クルーシオ(苦しめ)!」



これまで経験したどんな痛みをも超える痛みを感じた。まるで全身が焼けているかのように痛みが走る。気を失ってしまいたい

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(プロフ) - 続きが気になる! (2020年4月27日 22時) (レス) id: a3ba3263b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おにぎり食べたい | 作成日時:2020年4月25日 18時

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