｢文スト｣皆に依存される一般人

40話目 ページ43

貴女side


『すっっっごぉ…なにこれ…』

今ドストエフスキーさんの
仕事部屋に来たけど

え、何これ凄い




『めっちゃ散らかってんだけど』



ドス「何分仕事が多い身なので
書類とか山のようにありますよ
あ、そこ踏まないでくださいね大事なやつなので」



『いや大事なヤツなら床に置くなよ』



ゴー「ドス君これはひどい」



ドス「片ずける暇がないのです
あなた達に部屋の文句言われるために招待したわけではありませんよ帰ります？ゴーゴリさんだけ」



ゴー「まさかの私だけ！！！辛い！」



逆に待ってなんで私は残ること確定なわけ
ウケる(？)




『でもいいの？あたしみたいな一般人が
こんななんか色々情報とか握ってそうな部屋入って』



ドス「別に構いません見られて恥ずかしいものとかはゴーゴリさんにしかないので」




ゴー「え、なにドス君ひょっとして着いてきたこと怒ってる？部屋に入ったこと怒ってる！？」



『恥ずかしいもの…まさかゴーゴリさんの部屋にはエッティ本が』



ゴー「ないよ！！」



面白いなこの人
からかいがいがある



ドス「なかなか遊べるでしょうゴーゴリさん」



『うん』



ゴー「やめてよ〜」



ドス「まぁそこら辺座ってたらどうです？
私は仕事に戻りますけど」



何しに呼んだのこの人

寂しいの？？ん？？



カタカタｯ



ゴー「…暇だね」



『そう？あたしはドストエフスキーさん見てるから暇じゃないよ』



ゴー「パソコンカタカタしてるだけだよ」



『以外に見ちゃうんだよね
人が何かに集中してる姿って飽きないわぁ』



ゴー「じゃあ私はトランプタワーでも作ろうかな」



『いつから大統領になったのゴーゴリさん』



ゴー「そっちのトランプじゃないよ
ベタなボケをありがとう」



『どういたしまして』



ドス「(あの二人は少々頭がやられてるのでしょうか)」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『あ、あと1枚…ｯ』



ゴー「そ〜っと、そ〜っと」




パラッ


『あ〜！』



ゴー「折角出来てたのに〜」




ドス「君達いつまでそれしてるんですか？」



『飽きないよ、ドストエフスキーさんもやる？』



ドス「結構です
私も一段落着いて空腹なので何処か行きます？」



ゴー「え！！」



『行く行く！！お腹すいた！！』



ドス「どうしましたか？」



ゴー「ドス君から仕事以外で外に出るって聞いたの初めて」



ドス「貴方私の事どんだけ引きこもりだと思ってるんですか」

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