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宿泊所から出ると
ヒロトくんが一星くんを羽交い締めにしていて
明日人くんと剛陣くんが殴ろうとする凌兵を止めている所だった。
『ちょっと!何してるの!』
私が駆け寄ると
凌兵は、殴ろうとしていた手を降ろした。
つ「大丈夫ですか?一星くん」
『2人とも、馬鹿な事はしないで』
ヒロトくんを見れば
ヒロトくんはため息を吐きながら一星くんを解放した。
『豪炎寺くんと鬼道くんがいない今、チームがひとつにならないといけないでしょ?』
灰「その2人をそうしたのはコイツだろうが!
Aのその足だって、コイツがしたようなもんだろ!
コイツは、汚ぇー手を使って…!」
一「僕は何もしてませんよ。
鬼道さんがドーピングに手を染める汚い選手だったからって、僕に当たらないで下さいよ!」
灰「テメェー!!」
剛「止めろって!!」
剛陣くんが、一星くんに殴りかかろうとする灰崎くんを止めた時
『あれ…?』
…草むらから、何かが光ったのが見えた。
つ「どうしたの?」
『あそこから、何か光った気が…』
もう一度、草むらに視線を向けると
カメラを持った人が、逃げて行ったのが見えた。
ヒ「…そーいやコイツ、お前をわざとイラつかせてたよな?」
灰「テメェ、どこまでゲスな野郎なんだよ…!」
『(一星くん……)』
君はどこまで、私たちを落とす気なの…?
金「はい皆さーん、もうすぐ夕食の時間ですよ〜」
あ…監督。
灰「丁度良い所に来てくれたぜ、監督さんよ〜!」
そう言うと、凌兵は
監督の所まで歩いて行った。
金「何ですか?灰崎くん」
灰「アンタがアイツを野放しにするって言うんなら、俺たちが鬼道に代わって排除するぜ!」
金「排除とはまた物騒な事を言いますねぇ。
良いですか?灰崎きゅ〜ん。
日本にはこういう言葉があります。
疑わしきは罰せず、と!」
灰ヒ「「はぁ!?」」
『そうきたか……』
金「一星くんがまだ悪い人と決まった訳ではありませんから、手出しする事も許しましぇ〜ん」
灰「バカかお前は!
どう見ても裏切り者で確定じゃねーか!」
一「監督の話し聞いてた?
疑わしきは罰せず、だよ?
灰崎くん」
灰「〜っ!」
凌兵……。
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はるぴ(プロフ) - 青い闇の力さん» コメント、ありがとうございます!!はい、頑張ります!(*´∀`*) (2018年11月22日 22時) (レス) id: 8af9991857 (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 続編おめでとうございます!!!!!!!!(((これからも応援しています。!(ο^o)↑ (2018年11月19日 14時) (レス) id: 72678932a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーみ(元はるぴ) | 作成日時:2018年11月13日 21時