85 ページ44
〜灰崎side〜
鬼道がいなくなった、次の日。
俺たちはいつも通り、朝飯を食って練習をしていた。
…いつも通りじゃねぇな、変わった事もある。
チーム全員、一星を避けるようになった事。
それと……Aが、俺を避けるようになった事。
ヒロトとは話すくせに、俺とは話す所か目も合わせねぇ。
灰「チッ…」
ヒ「んだよ灰崎、そんなにキレて何かあったのか？
…あぁ、Aに避けられてショック受けてんだな〜」
灰「うるせぇな！
お前には関係ねぇだろ！」
ヒ「んな怒んなって。
あ、おーい、Aー」
灰「おい、待て！」
Aが練習に来た途端、ヒロトがAの方へ走っていった。
アイツ…俺が避けられてんの知っててわざと見せつけやがって…！
ヒロトを睨みつけてる途中、Aと目が合った。
Aは、一瞬目を見開いて
別の方を向いて、俺から視線を外した。
ほんとなんなんだよ…っ！！
明「おい灰崎、次はお前がシュートする番…」
灰「明日人！！」
明「な、何だよ！？」
灰「俺はAに何したんだ！！
教えろ！！」
明「えぇ！？
急にそんな事聞かれても……」
明日人が悩んでる時
近くにいた氷浦が、明日人の代わりに答えた。
氷「A、きっと昨日の灰崎の発言に怒ってるんだと思うよ」
灰「俺の発言…？」
俺、何か言ったか……？
氷「お前のせいで…っていうやつ」
灰「あ？
お前のせいで、しか言ってねーよ、俺」
氷「灰崎が言いたい事が伝わったんじゃない？
だから、更衣室から出て行ったんだよ」
灰「そんな事で怒ってんのかよ…」
明「それがダメなんだよ、灰崎……」
吹「そうそう。
女の子って、傷つきやすいんだよ？」
明「あ、吹雪さん。
お疲れ様です！」
吹「お疲れ様、稲森くん、氷浦くん」
灰「吹雪！
お前昨日Aと話してたんだってな？
Aは何か言ってたか！？」
吹「言ってたけど…詳しくは教えられないな」
灰「何でだよ！」
吹「…さっき氷浦くんが言ってた通りだよ。
後は頑張って解決してみて」
それだけ言って、吹雪は俺たちの元を離れた。
チッ…なんなんだよ、どいつもこいつも…！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるぴ(プロフ) - 青い闇の力さん» コメント、ありがとうございます！！はい、頑張ります！(*´∀｀*) (2018年11月22日 22時) (
レス) id: 8af9991857 (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 続編おめでとうございます！！！！！！！！(((これからも応援しています。!(ο^o)↑ (2018年11月19日 14時) (レス) id: 72678932a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーみ(元はるぴ) | 作成日時：2018年11月13日 21時
