人間不信の少女は誰と結ばれる？【brothersconflict】 (ページ1)

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僕は本当の母さんと離れて、朝比奈として暮らしている。

作家の方も順調で、サイン会などもした。全部光兄さんのおかげだけど、光兄さんは『美香の実力よ。』と言った。

でも、光兄さんに聞かなきゃできなかったけどね。

みんなも僕が寝ている時より普通になったらしい。右京兄さんは僕の名前を呼んでいるのに対して僕が来るのを嬉しそうにしていて、雅臣兄さんも寝坊をしなくなっていた。

兄さんたちはどうしてこうなったんだろう。僕がいないだけでこんなにも迷惑かけていた。

僕はそれを取り戻そうとしていたけど、右京兄さんに『いてくれるだけで私たちは幸せですので。』と言った。

なんか口説かれているみたいだけど僕は嬉しい。だからみんなといる時間を大切にしようと思った。

？「ただいま～。」

この声は、、、

？「ただいま、お姉ちゃん！」

やっぱり。

「おかえり、弥、」

弥はいつも帰ってくると僕に抱きついてくる。可愛いからいいんだけどね。

弥「えへへ、今日はね、お姉ちゃんにいい報告があるの！」

「報告？」

弥「うん！これ！」

と言って、弥が出してきたのはテストの答案用紙だった。点数のところには、『100』と書いてあった。

「弥すごいじゃん！よく頑張ったね。」

弥「でしょ？！頑張ったんだ！」

「凄い、凄い。」

僕は弥の頭を撫でて褒めてあげた。

それからみんなも帰ってきて、僕は右京兄さんと夕食を作った。

みんなもそれを美味しそうに食べて、嬉しかった。

でも僕はまだ知らない。みんなが僕のことを恋愛感情で見ていたなんて。