朝比奈家の長女は小鳥遊事務所所属の睦月始の幼馴染み

37話 ページ40

祈織の部屋に戻った私たちはずっと一緒にいた。

たまに祈織が抱きしめてくれたり、私からも抱きしめたり。ずっとこの繰り返しをしていた。

祈織の腕の中は落ち着く。ずっとここにいてもいいように思える。それくらい居心地が良くて、安心できる。

だけど、この関係を嫌と思う人がまだいる。要兄さん。

要兄さんのことどうしよう。きっとまた「離れろ」って言う。それは嫌だ。もう祈織と離れたくない。ずっと一緒にいたいよ。

多分、お姉ちゃんもこのことを知ったら要兄さんみたいになる気がする。私のファンだって言ってたし。

祈織「美保？どうしたの？」

「ん、、、何でもない。このままでいて。」

祈織「うん、いいよ。」

祈織はずっと我儘を聞いてくれる。そんなのダメってわかってるけど、祈織が好きすぎるからやめれない。ごめんね、祈織。

「祈織、、、好き。」

祈織「うん、僕もだよ。美保。」

「えへへ。」

この時間がすごく好き。ずっと祈織といれたらいいのに。この時間が終わらなかったらいいのに。

でも、仕事もしなきゃいけない。だから比較的少ないけど、祈織のためなら頑張れるきがする。

祈織「美保、、、、」

「ん、、、なに？祈織。」

祈織「ん、、、ﾁｭｯ、、。」

「ん！ﾁｭｯ、、、はぁ、、、ん、、、」

祈織「ん、、、はぁ、、、ん、、、」

「ん、、、ふぁ、、、///////」

祈織「ん、、、はぁ、、。可愛い。」

「ん、、、はぁ、はぁ、、、。もう！///////」

急にするからビックリした。いつも突然なんだから。

祈織「ごめんね。何か考えている感じだったから。」

「ん、、、。」

祈織にはお見通しか。でも言えないな。また今度言お。

「今度話すね。」

祈織「うん、待ってるよ。」

「ありがとう。」

祈織はそう言うと頭を撫でてくれた。気持ちいい。

祈織、今は忙しいけど、忙しくなくなったらずっといようね。

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