朝比奈家の長女は小鳥遊事務所所属の睦月始の幼馴染み

34話 ページ35

要side

ああ、美保を閉じ込めるようなことをしてしまった。

美保が怒鳴られること嫌いで、閉じこもってしまうのを分かっていたのに、、、。

祈織の事になるといけないんだな。こんなことならどうして俺はあの時美保を祈織のところにいかしたんだ。

あの時、冬花ちゃんが亡くなった時、祈織は倒れてしまった。その時、美保は祈織につきっきりだった。

俺達はそれを許した。俺達も祈織のとこにいたから。

でも、祈織に美保がずっといたことを話すと、美保に依存し始めた。あの時の選択が間違いだったんだ。

なんで俺はあの時、、、。

今更後悔しても遅いけど、だけど、祈織に美保を近づけたらいけなかった。

祈織、美保、俺はやっぱりお前達のことを認められない。悪い、、、。

睦月side

美保、、。元気なのか？最近は連絡もとってない。あいつがどうしているのか頻繁に連絡が来ていたからわかるけど、今はそれすらないから心配だ。

まあ、あいつに好きなやつができたなら俺は諦めるしかないが、、、。だけど、俺はいつか必ず伝えたい。あいつに好きなやつがいたとしても。

美保、たまにでいいから連絡くれ。

メール送ったら見てくれるかな？返信が来るかわからないがしてみよう。

俺は今思っていることを美保にメールした。

だが、俺は美保がもう俺の連絡先を消していたことはまだ知らない。

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