[文スト] 文ストの皆さんに○○してみた、されてみた 其の弐

ホワイトデーの御話 ページ12

中島敦
｢これ、バレンタインのお返しです！｣
顔を真っ赤にさせながら彼が渡してきたのは小さな箱。開けてみると、手作りであろうチョコレート。彼は貴女に手作りでお返しがしたかった様です。

太宰治
｢ふふ、今日はホワイトデーだね。勿論、君にお返しだよ？｣
彼は何も持っていません。何を返すの？と貴女が問えば、彼は微笑みながら貴女に近付いて耳元で囁きます。｢それは今夜のお楽しみ♡｣と

中原中也
｢おぅ、手前ェ。ホワイトデーだろ｣
ほれ、と彼は貴女に大きな包を渡します。これ何？と問うと、開けてみろの1点。取り敢えず開けると有名なあの枕が。｢今夜楽しみだなァ｣と黒い笑みを浮かべて去っていく彼はきっと確信犯ですね。

ドストエフスキー
｢あぁ、そう云えば今日はホワイトデーでしたね｣
はいどうぞ、と彼が手渡してくれた箱に入っていたのは指輪。勿論貴女のサイズになっています。貴女が嬉しそうにしていると、彼も嬉しいようで少し表情が和らいでいます。

澁澤龍彦
｢ホワイトデーか…｣
退屈を嫌う彼はホワイトデーなんて世間の騒ぎ程度にしか考えていないと思っていたら大間違い。彼は楽しみにしていましたよ？だって、お返しという名目で貴女と一緒に居る時間が増えますから。一緒に買い物に出て買ったプレゼントはネックレス。貴女に似合いそうなデザインのものです。





なんか澁ちゃんだけ微妙でしたね…すみません笑
取り敢えずハッピーホワイトデーです！

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