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「アンラッキー!バレちゃあ仕方ねえ!!こうなったら実力行使だ!」
相手はなんだか不可思議な恰好をしていた。
なんて、余裕に相手を観察していると。
火遁鳳仙花の術!!
サスケが戦闘を開始した。
「サスケ!ナルト君のことは任せて!」
サ「分かった!」
私はいったんその場を離れ、ナルト君の縄をクナイで解いた。
「これぞラッキー!動くと殺す!巻物を大人しく渡せ!!」
「サスケ!」
後ろに回り込まれたサスケを助けようとクナイを投げつける。
するとサスケはそのクナイを足で蹴り、それをいったん避けた敵めがけて飛び出した。
そして…
ドッ!
敵の左腕の付け根付近に、クナイを突き刺した。
サスケの頬に返り血が飛ぶ。
するとたまらず敵は逃げ出した。
私は写輪眼になりあたりを見回したけれど、人影はどこにもなかった。
こうして、奇襲は失敗に終わり、再び静寂が訪れた。
サ「いったん3人バラバラになった場合、たとえ仲間であっても信用するな。今みたいなことになりかねない。」
「そうだね」
サクラ「それじゃどーするの?」
私たちは4人で輪になって座り、合言葉を決めることになった。
決まった合言葉というのは、忍歌、「忍機」。
こう聞かれるとその問いに答えるという者なんだけど…
ナ「…またまたぁ、そんなの覚えられるわけないじゃん」
ナルト君は微妙な顔をしてそういった。
サ「巻物はオレが持つ」
その時だ。
私は背後に別の気配があることに気が付いた。
しかもこの気配、さっき出会った舌の長い人じゃ…?
その危険な存在を知らせたくて、サスケの服の袖を握る。
サ「……」
するとサスケは分かっていたようで、ゆっくりとうなづいてくれた。
「サスケ…その…」
「なんだ」
『あの人にかかわらない方がいい』そう伝えようとしていたのに。
ナ「いてっ…なんだ?」
ゴウッ!
突然、突風が吹き荒れた。
「新手か!?」
「うわあああああ!!」
そうして私たちは、バラバラになってしまった。
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きくさぶなそれ(プロフ) - 原作に違和感なく夢主ちゃん(すいれんちゃん?って子なのかな)が溶け込んでいて読んでいてとっても楽しかったです!性格も言動も可愛らしくて好きです〜!キャラ達の台詞なども原作通りで良かったです!!更新は止まっているけど、応援してます!!ファンです! (7月16日 20時) (レス) @page28 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
ふみこ - なんといういい所で終わってるんだ…続き楽しみすぎます応援してます! (2022年12月1日 0時) (レス) @page28 id: 948df4a793 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - とっても面白かったです!更新楽しみにしています! (2021年9月4日 0時) (レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - いおさん» ワクワクします!!楽しみに待ってます(〃ω〃) (2019年8月24日 2時) (レス) id: 2ff88f55af (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - すみれさん» そこにたどり着くまでにながーい話になってしまいそうですがお付き合いいただけると嬉しいです( *˙ ˙* ) (2019年8月23日 23時) (レス) id: 5d01581d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いお | 作成日時:2017年3月21日 13時