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#126 ページ15

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ガ「なるほど、オレたちの青春を気にかけてくれるほど君も熱心な忍とみた。
  一瞬で判断しリーの動きを封じ込めるほどの実力の持ち主だしな」

「え?」

ガ「さて、リーも君達も教室に行ったほうがいいな」



そういってガイ先生はリーさんの包帯に刺さっていた私のクナイと風車を外した。



ガ「君の判断は正しかったぞA。誰も傷つけずその場の戦闘を止めようとした」

「いえ!ガイ先生と同じ考えに至ったまでです!」

ガ「そうか…君は兄のように賢く優しい忍だな。応援しているぞ!!」


「あ、はい…」




そう言ってガイ先生は姿を消した。

兄のように…か。

そういわれてうれしいはずなのに、どうして素直に喜べないんだろう。

サスケの前だから?

サスケにとって兄という存在は忌むべき存在だから?

本当はそうじゃないのに…。

本当はイタチさんだってサスケのこと…。








《サスケを守れ…サスケから離れるな》








あんなに、締め付けられるような悲しい表情をするほど、サスケのこと――




愛しているのに





「…A……A?」

「はっ!」

ナ「Aちゃん?大丈夫か!?」

サ「あの激濃ゆい先生に迫られてショートしちゃったんでしょ?気持ちわかるわ〜」

「え、いや、その…」



しまった、ぼーっとしていた!!

みんななんの話してたんだろ。



サ「行くぞ、A」

「うん!ごめんぼうっとしちゃって!」



そうしてサスケの隣に並び、歩き出したんだけど。




「大丈夫か?」

「え、何が?」



サスケが心配そうな顔で私の顔を覗き込んできた。



「浮かない顔してた」



あ…顔に出ちゃってたか。



「うふふっ…サスケは私のことすぐわかるんだね」

「…当たり前だ何年一緒にいると思ってる」

「ふふ、そうだね。
 ありがと、大丈夫だよ。単純に考え事してただけ。
 それよりケガは大丈夫?」

「ああ、大したことねェ。痛くもねえから心配無用だ」

「わかった、じゃあ頑張ろうね」

「ああ」





こうやって、私はいつまでサスケに嘘をつけばいいんだろう。

真実なんて、一生隠して生きていかなければならないかもしれない。

そう思うと、ひどく悲しい気持ちになった。

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設定タグ:NARUTO , サスケ , ナルト   
作品ジャンル:アニメ
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きくさぶなそれ(プロフ) - 原作に違和感なく夢主ちゃん(すいれんちゃん?って子なのかな)が溶け込んでいて読んでいてとっても楽しかったです!性格も言動も可愛らしくて好きです〜!キャラ達の台詞なども原作通りで良かったです!!更新は止まっているけど、応援してます!!ファンです! (7月16日 20時) (レス) @page28 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
ふみこ - なんといういい所で終わってるんだ…続き楽しみすぎます応援してます! (2022年12月1日 0時) (レス) @page28 id: 948df4a793 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - とっても面白かったです!更新楽しみにしています! (2021年9月4日 0時) (レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - いおさん» ワクワクします!!楽しみに待ってます(〃ω〃) (2019年8月24日 2時) (レス) id: 2ff88f55af (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - すみれさん» そこにたどり着くまでにながーい話になってしまいそうですがお付き合いいただけると嬉しいです( *˙ ˙* ) (2019年8月23日 23時) (レス) id: 5d01581d8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いお | 作成日時:2017年3月21日 13時

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