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「リー!今の術は禁じ手であろうが!」
リ「す…すみません、つい…」
同時に浮かぶこの気持ちはなんなのか。
気が付くと、私はリーさんを睨みつけてしまっていた。
「あれ?」
ところが、見た事のある亀に怒りの感情が消えた。
この亀、たしかあの人の……。
ナ「なーなー」
サ「なによ…?」
ナ「アレってば……亀だよなぁ…?な!?」
サ「そんなの見たら分かるじゃない!!」
ナ「あのさ!あのさ!亀でも忍者の先生のなれんの?」
サ「そんなの知らないわよ!」
「いや…あれはただの口寄せの亀で先生は人間だよ」
ナ「え?じゃあどこにいるんだってばよ!」
サ「A…もしかして知ってるの?」
「うん…とっても暑苦し…パワフルな先生だよ」
サ(A…今暑苦しいって言いかけたわね。
Aが言葉を濁すなんてどんだけよ)
亀「覚悟はできたであろうな?」
リ「オ…オッス…」
亀「ではガイ先生、お願いします!」
そしてついにそのチャクラは正体を現した。
「まったく!青春してるなー!お前らーっ!!!」
そこに現れたのは、全身緑のタイツ、濃い眉毛におかっぱの男性。
この人、知ってる…‟木の葉の青い猛獣”ガイ先生だ。
ナ「うっげえええええーーーっ!!!
もっと濃ゆいのが出てきたってばよーーー!!」
サスケ「激濃ゆ…」
サクラ「激オカッパ…」
ナ「ス…スゲー激眉…オレってばあんなの初めて見た」
あまりの衝撃にサスケも濃いいとポロリ。
たまに見かけるけど、毎日修行してすごい人なんだけどね…。
その後、ガイ先生とリーさんによる青春活劇が行われ一件落着?した。
するとガイ先生はこちらに目配せする。
ガイ「(あの子達は確か…カカシの…)
それよりカカシ先生は元気かい?君達!」
サスケ「カカシを知ってんのか……?」
ガ「知ってるも何も……クク……」
ガイ先生がにやりと笑った瞬間、彼は目の前から消えた。
いや、違う、後ろに気配が移った。移動したのか!
私はみんなより早く後ろを振り返った。
ガ「人は僕らのことを『永遠のライバル』と呼ぶよ…。
(今…オレの動きについてきた子がいたな。
なるほどこの子が…瞬身のシスイの妹か)」
その時、ガイ先生はどこか悲しい顔で私を見ていた気がした。
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きくさぶなそれ(プロフ) - 原作に違和感なく夢主ちゃん(すいれんちゃん?って子なのかな)が溶け込んでいて読んでいてとっても楽しかったです!性格も言動も可愛らしくて好きです〜!キャラ達の台詞なども原作通りで良かったです!!更新は止まっているけど、応援してます!!ファンです! (7月16日 20時) (レス) @page28 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
ふみこ - なんといういい所で終わってるんだ…続き楽しみすぎます応援してます! (2022年12月1日 0時) (レス) @page28 id: 948df4a793 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - とっても面白かったです!更新楽しみにしています! (2021年9月4日 0時) (レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - いおさん» ワクワクします!!楽しみに待ってます(〃ω〃) (2019年8月24日 2時) (レス) id: 2ff88f55af (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - すみれさん» そこにたどり着くまでにながーい話になってしまいそうですがお付き合いいただけると嬉しいです( *˙ ˙* ) (2019年8月23日 23時) (レス) id: 5d01581d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いお | 作成日時:2017年3月21日 13時