スイレンの花 ３【NARUTO】

#113 ページ2

数時間後。




ｶ「さーてと！そろそろ解散するか。オレはこれからこの任務の報告書を提出せにゃならん…」


ｻ「……なら帰るぜ。行くぞA」

「うん」



私たちは今日も無事に任務を終え、帰途に着こうとしていた。



「ねー！サスケ君待ってー！」



すると、サスケの後を追ってきたのはサクラちゃん。


ｻｸﾗ「ねェ、あのねェ…これからぁー♡私と2人でェー♡あ、もちろんすいれんも一緒でいいけどォー、チームワーク深めるってのは―――」

ｻｽｹ「お前もナルトと同じだな」



すると、サスケは冷たくサクラちゃんに言い放つ。



「オレにかまう暇があったら術の一つでも練習しろ。
はっきり言ってお前の実力はナルト以下だぞ」



全くサスケは…言葉をオブラートに包もうよ。

サクラちゃんはショックで震えている。



「大丈夫、サクラちゃんは基礎がしっかりしてるからすぐ上達するよ」

ｻ「A……」

「サスケもアドバイスのつもりだと思うんだ。ただ、言い方がキツイの。慣れたらなんともないけどね」

ｻ「そうかな…」

「そうだよ！大丈夫！！」



だから私なりにフォローをしていたところ。



「A、何してる。こっち来い」

「はーい、今行きます！じゃあねサクラちゃん」




せっかちなサスケに急かされすぐサクラちゃんとお別れに。




「どうしたの、サスケ。そんなに急いで」

ｻ「修行だ。付き合えA」

「それはわかってるけど…やけに急いでない？」

ｻ「……今日はただでさえ任務の時間が遅れたのに、2人きりの時間がこれ以上減ったらたまったもんじゃねえ。
オレはAといる時間が一番大切なんだ」

「ッ……！(よくもそんなこっぱずかしい事を言えるねサスケ！)」

ｻ(今の発言は直球すぎた…)

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