助けて…兄さん…！【おそ松さん】

電話（チョロ松Side） ページ5

チョロ松Side

僕は電話の受話器を取り、耳にあてる

あたりまえの動作だ

チョロ「もしもし。松野です。」

　？ 「わたくし、Aさんの担任の今井
　 と申します。」

今井先生だ。Aがどうかしたのか？

チョロ「あ、いつもお世話になっております」

今井 「とんでもないです。えーっと 今
　 日、Aさんお休みですか？」

チョロ「え？学校に行ったはずですが…」

朝、兄妹グループにいつもどおりの時間に「行ってきます」って来てたよな？

今井 「え？来ていませんが…《ガチャッ
　 ツー ツー ツー

嘘だろ 嘘だろ 嘘だろ！

チョロ「A、学校に行ったよね…！」

おそ 「ｶﾞﾂｶﾞﾂ」

トド 「あたりまえじゃん。ラインに「行ってきます」って来てたじゃん。何言ってんの?」

おそ 「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

十四 「Aの匂い、してないよ！」

おそ 「ﾑｼｬﾑｼｬ」

　一 「朝ごはんも作ってあったでしょ…」

おそ 「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

カラ 「愛しのMy Sisterがどうかしたの
　 か？」

おそ 「ｺﾞｯｸﾝ」

チョロ「Aが学校にいないって…！！」

おそ 「ゴホッ ゴホッ ゲホッ ゴッホ
　 …………は？
　 嘘だろ……」

チョロ「僕がAのことで嘘をつくと思
　 う…？」


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