「フェアリーテイル」少女はある日から心の底から笑えなくなりました

笑えない日々その５ ページ7

え…？


ル「ちょっ、こんなことするなんて…最っ低！」


そんな…


グ「お前…そんな奴だったのか？」


違う…違うよ



エ「仲間をさしたんだぞ！

どういうつもりだ！」



仲間思いだった貴女まで、そんな事言うんだね



ウ「私っ、手当てします！」


そんな奴…手当てしなくていいよ



貴「違うよ皆…！

そいつはフェアリーテイルを潰そうt「気安くこのギルドの名を口にするな！」」



貴「そんな…！どうして？

どうして信じてくれないの…！？」


ナ「嘘を信じて何になるんだよ…！」


…そっか。


貴「あの時の言葉は全て、

偽りの言葉だったんだね」



ル「…何が？」


貴「貴方達こそ…。

気安く"仲間"とか"家族"とか言う癖やめたら？

今だから分かるけど、馬鹿馬鹿しいよ。」


グ「…なっ」


エ「お前など…

もう家族でも仲間でもなんでもない…！」



貴「今までの嘘だらけの時間を、

ありがとうございました。

それじゃあ、"さよなら"」



そのあと私は破門になった



貴「そうですか」



そう言って私は氷の造形魔法を使って、


ナイフを作った。


そして、紋章が刻まれている所をさした。


　
貴「自分で消すので…い"っ」



ル「ちょっ、なにして…「仲間でもなんでもない人が何しようと勝手でしょ？」」



ナ「わざわざナイフでささなくても、

魔法で消せばいいじゃねぇか」


グ「…手当てしなくていいのか？」



貴「他人が何しようと勝手でしょ？

…今のでわかった？

ナイフで自分を刺すくらい…

どうということはないの。」



貴「ナイフで自分を刺すわけない、

という理由はちっとも証拠にはならない」



エ「それは、まるで…」



貴「そのくらいは、

自分の頭で考えてよね。さよなら」



私は平然とした顔でギルドを出た



その時思ったの



ギルドの絆なんてただの上っ面だけ



仲間や家族なんて、ただの言葉だけ



口からの出任せくらい、いくらでも言える



こんなのただの仲良しごっこに過ぎない




信じるだけ無駄だって…




相手の人が本気で私の事を考えてるかなんて、


分からない。




相手の人は、


心の底から笑いあってくれてるとは限らない。





私はその日から…









人を信じる心と









心の底からの笑顔を









＿無くしました＿

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