「フェアリーテイル」少女はある日から心の底から笑えなくなりました

笑えない日々その２ ページ4

スティングSide



それから数日。

俺はAさんのことが忘れられなかった。



ス「なあローグ、明日にはAさんに会えるかな？」



ロ「…俺はその言葉を昨日もその前もその前もその前もその前もそ((聞いたような気がするが…」



…気のせいだろ



そんな他愛もない会話をしてる時だった



ｷｷｲｨｨｨｨ



ス/ロ「…！？」



恐らくは車の音だろう



ｷｬｰｰｰｰ！！



叫び声がしたということは誰かが怪我した可能性が高い




ス「行くぞ！ロー…って先に行くなよ！」



俺が読んだ頃にはローグはいなかった



俺はとにかく走った



なんとなく胸騒ぎがしたから


とにかく必死で



たどり着いた時にはローグの顔は青ざめてた



ス「…？どーしたローグ…Aさん？」



俺の体の体温が冷めていく感じがした



なぁ…嘘だよな？



ス「なんで？なんでAさんが…」




目の前にはボロボロなAさん。



近くにいた医者の人が、Aの応急手当をする。



医者「…？なんだこれ…」



ス/ロ「…！」




そこには、この前の曇ってる目じゃなくて



透き通った綺麗な瞳をして…



あのフェアリーテイルの、

ナツさん達のチームと写ってる。



笑っているAさん。



この写真を持ってたってことは…。




フェアリーテイルの人達となにかあったのか？




医者「この人は何があってこんな事に…？」



「確か、近くの魔導四輪車に自分から突っ込んで…」




ス「…自、殺？」

　


貴女の過去には何があったんですか？




俺じゃあ、力になれませんか？



今の俺にはよく分からないけど、



少しでも俺は貴女の力になれるように、



頑張るから…。




絶対に戻ってきてください。

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